スペイン旅行に備えて,昼過ぎぐらいから新宿のキヤノンQRセンターにEOS-1DMark2のセンサクリーニングに行ってきました。15時頃QRセンターに到着したら,待合室には人が大勢でセンサークリーニングにも1.5時間ほど時間がかかるとのこと。いつもは40分ぐらいで終わるのに。今,考えたらこれは運命だったのかも…
キヤノンのショールームに出かけるもう一つの目的は,5月発売予定のEOS-1DMark3のサンプル機に触ること。サンプル機が置かれてからすでに相当月日が経過しているのか,QRセンターに大勢人がいるのに,EOS-1DMark3には誰も感心を示してない。おかげで時間たっぷり実機を触ることができました。
EOS-1DMark2との違いは
液晶画面がとにかくでかい
Mark2の面積比4倍あるかと思うほど。ただ,液晶画面が大きくなるといつもつきまとうのがコントラストの低下。Mark3も若干コントラストに難ありかなーと。晴天の下では全く見えなくなりそう。(設定で回避できる可能性はありますが)
ライブビュー
AFが効かないんですね!!拡大ボタンを押すと,液晶表示が5倍→10倍になり,それを見ながらMFすることになります。これ,何のメリットがあるんだろう?
10枚/秒連射
Mark2の8.5枚と違いがよくわかりません。私はMark2でほとんど連射したことがないので,興味無し。
ボタン操作変更
ボタンの配置が,いわゆるEOS-20/30D/5Dと同じになりました。最初は「なんで,EOS-1Dの伝統を曲げるかなぁ?」と思っていましたが,実際操作してみると操作しやすいですね!EOS-1D系の操作は両手が必要ですが,Mark3は片手でも出来る操作が増えました。一番大きいのがISO専用のボタンが増えたこと。私はせっせとISOを変えながら撮るスタイルなのでうらやましい機能ですね。
軽量化
本体は100g以上軽量化しているはずですが,サンプル機には新しいEF50mmF1.2Lが装着されていたため,本体の軽量化はよくわかりませんでした…。私が常用しているEF17-40mmF4Lを付ければ,その軽さを比較できたのでしょうが,この日はレンズを持って行かなかったので。
例によってサンプル機だと,自分のメモリカードに試し撮りさせてくれないので,一通り操作したところで,センサークリーニング完了までまだ1時間もある。ということで,一端外にでて新宿ヨドバシに向かいました。
ぼっーっと見て回っていると,ちょっと気になっていたDMC-LX2ブラックに「予約受付中」の札が。一部では製造完了したらしいのでモノが無くなってきてるのかな,と思いつつ,シルバーの展示機を軽く操作しようとするも電池切れ。ヨドバシにしては珍しい。それでも「やっぱ,液晶でかいなぁ」と考えながら値札を見ると47,500円10%還元。ポイント還元後でネットの最安値と同じくらいで飛びつくほどではない。
せっかくだから動作している実機を触りたいと思い,広い展示エリアをうろうろとすると,もう一カ所DMC-LX2を展示してあるエリアを発見。一番先に飛び込んできたのは,「期間限定特価41,200円」なにーーー!ネット最安値を割り込んで,さらに10%ポイント還元を考えると3万円台!!
ということで,Getしてしまいました。表からみると,LX1とLX2の違いは一切わかりません。
上から見ても,ほとんど同じ。
ところが,液晶画面を見ると,一目瞭然。
液晶表示をONにしてみると,その大きさは歴然。また,LX2には内蔵メモリ(13MB)があるので,「カードがありません」のエラーメッセージが表示されていません。
細かな違い。ダイヤルの機能割り当て順序が変わりました。Pと再生が隣同士になりました。A(Auto)モードを使わず,ほとんどがPモードで使う私にはありがたいです。
さらに細かな違いとしてグリップがLX1はツルツルなのに,LX2は滑り止め加工になっています。
レンズは全く同じです。
操作性なども煮詰められており,特にLX1ではほとんど機能していなかった十字キーで露出,絞り,AFエリアが変更できるようになったのは大きいです。
私がDMC-LX2を買った大きな理由の一つがSDHCカード対応です。今まで2GB,RAWで100枚しか撮影できなかったのが,その壁がなくなりました。(もちろんカードは買わないといけませんが)
試しに手持ちの低速SDHCカードTS8GSDHCを挿入してみました。このカードはClass2と呼ばれる書き込み速度2MB/秒しか保証されていないカードで,今まで使っていた高速2GBのSDカードTS2GSD150の22.5MB/秒の1/10程度しか速度がでないことになります。
DMC-LX2に挿入するとあっさり認識。16:9のRAWモードで撮影可能枚数375枚。これだけあれば困りません。たぶん,電池1個では撮りきれない枚数です。シャッターを押した後のデータ書き込み時間は6-7秒ぐらいで思ったより速い。ただ,撮影毎にこの時間待たされるのはやっぱり辛い。
ということで,Class6(書き込み速度6MB/s保証)の4GB SDHCカードTS4GSDHC6を2枚,買ってしまいました。一枚6,150円。8GBのClass2が8,000円だったことを考えるとちょっと高い気もしますが,それでも安いですよね。2枚買った理由は,EOS-1DMark2にも流用できるな,と思ったからです。
DMC-LX2 ゲット