いやぁ、暑い日が続きますね~。外気温はゆうに30度を超えています。FDには辛い季節です。そうそう、渋滞中車に乗っていると、その横を颯爽と駆け抜けていくバイクがありますよね。見た目は渋滞もなんのその、風を切って走るって気持ちよさそうだなぁ…って思いがちですが、実は、FDに窓を閉め切ってエアコンを止めて走るのと同じくらい苦痛だったりします。(^^;)
私は実はバイクも所有していたりします。HONDAの'94年式 NSR250R-SEです。
もうすでに市販車のラインナップとしては無くなってしまった、レーサー250ccの2stエンジンです。買ったのは2年前。当時、2st250ccの打ち切りは決定しており、このままでは一生乗れなくなる!と焦った私は、駆け込みで程度の良い中古を探して購入しました。
FDとNSR。境遇は非常によく似ていると思います。ロータリーターボも近い将来無くなるという説が濃厚になっています。私は2stエンジンもロータリーターボも地球環境の面から考えると、将来は生き残ってはダメなエンジンであると思います。これは誰もが認めなくてはいけないと思います。(あくまで、「地球環境」という視点からですよ)自分の子供や孫の世代のことを考えると、今すぐにでも降りなくてはいけないんでしょうが・・・人間なんて自分勝手なものですよね・・・今、こいつらから降りるなんて、考えられません。
NSRのキックスタータを蹴り下ろすと、今にも止まりそうな不安定なアイドリング、振動するエンジン、排気ガスの臭い・・・エンジンが暖まるに従って、早く走り出したい衝動に駆られます。そう、FDと一緒(笑)私は、バルブによって吸気排気を完全にコントロールされるエンジンにはなじめない正確なのかもしれません。
私は、こんな、躍動感溢れる乗り物が好きです。近い将来、こんな乗り物は無くなってしまうんでしょうね。残念なことですが仕方がありません。今の時代を生きることができ、とても幸せに思っています。
FD3SとNSR