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玄箱サーバ停止

玄箱サーバを立ち上げてそろそろ2ヶ月。季節も変わり部屋の気温も随分上がってきたので、hddtempでHDDの温度をモニタしてみたところ、なんと55度!!玄箱の筐体をさわってみると、HDDからの熱と思われる暖かさが伝わってきます。玄箱の小型ファンではHDDの温度は下げきれないようです。ファン追加などでHDDの温度を下げたいのですが、玄箱の筐体に入ったままでは不可能ですし、部屋の気温がこれだけ高くなってくると、HDDに直接風をあてて強制空冷するしかありません。
HDDの寿命は、動作温度が10度上がると1/2になると言われています。連続運転時の温度が40度を超えると寿命は著しく短くなります。逆に室温並25度程度だと、ものすごく寿命は延びます。今の玄箱サーバーを、現状のHDD温度のまま運用すると、寿命は短くなるばかりか、いわゆるHDD突然死の危険性も高くなります。(1年ほど前に、経験済みです。) 玄箱の基板とHDDを別の筐体に入れて、ファンを増設するという方法も考えましたが、それであれば普通のintel PCを使うのと変わりません。しかし、このままではこの夏を超えられないかも、と考えると、やはりここは一度、intel PC Linuxに戻してサーバの安定運用を目指した方が得策であると考えました。
幸い、5年ほど前に組んだ、Pentium2-333MHz、メモリ128MB、MicroATXのマシンが2年ほど放置されていましたので、それを使うことにしました。そのPCには16GBのHDDが搭載されていましたが、アクセス音が大きいため別の60GBのHDDに載せ替え、小型ファンでHDDを直接空冷するようにしました。 OSは面倒なので玄箱と同じVine、各種サーバー類も同じ構成にし、ホームページコンテンツのみ新サーバに移しました。HDD温度は室温+2~3度程度に抑えられています。
PowerPCの200MHzよりは、明らかにPentium2-333MHzの方が早いですね。体感では3倍~5倍と言った所でしょうか。当たり前ですが。。しかも、i386アーキテクチャのなんて楽なこと!!ppcでカットアンドトライしながら、やっとのことでインストールしたアプリが、何の苦労もなく動きます。なにより、kernalを常に最新状態に保てるというのは、精神的にもよろしいです。
完動の玄箱が一台余ったので、実験に使えそうです。まだ死んだままの2台の玄箱/LinkStationの救世主となるか?!

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