LinkStationとは、バッファロー(メルコ)のネットワーク接続型HDDシリーズの総称です。詳しくはこちらをご覧ください。一般的には、ファイルサーバーとか、LASとも言われています。もともと、このような機種にはあまり興味は無く、私は常時電源ONのWindowsマシンも一台稼働させていますので、そちらのマシンにHDDをたくさん積むことで、いわゆる共有HDDスペースを確保していました。消費電力や騒音の問題から常時PCをONしておきたくない、という人にとってはLinkStationのようなネットワーク接続型HDDは有効でしょう。
私がこのLinkStationに興味をもった最初のきっかけは、2月中旬頃、ぼーっと見ていたImpress PC Watchの記事にあります。玄箱なる新製品情報を見つけたのです。なになに、15000円やそこらの価格でHDDを増設するだけでLinuxが動く?!こりゃ、おもしろそうだ。玄人志向ブランドらしい、アヤしげな黒い筐体からして、もしかしてどこかのメーカーのパクリ品だなと、その時すでにピンと来ていました。早速、某巨大掲示板のLinux板(板って言ってる時点でモロバレですな)をのぞいてみると、すでに玄箱のスレッドが立っており、書き込みで玄箱の原型はバッファローのLinkStationであることを知ったのです。次にLinkStationでgoogle検索かけてみると、LinkStationがLinuxで動作していることもわかり、さらにはLinuxサーバーとして動作させることだって可能だということを知りました。
これは買うしかない、しかも、1台はサーバー運用、もう一台はハード解析用の合計2台は必要と即座に判断し、2月21日に近くの量販店に玄箱の予約をいれました。 発売予定の2月末になっても量販店からは入荷の連絡がなったのですが、某掲示板にはチョロチョロと購入報告の書き込みが増えてきたので、量販店に電話してみると、入荷未定と。3月頭から1週間、海外出張の予定が入っていたので、帰国する頃には入荷しているだろうとあきらめ海外に飛びました。 帰ってきてすぐ成田空港から(笑)量販店に入荷確認の電話をしましたが…、同じく入荷未定のまま。成田空港から乗った電車の中で掲示板中心に流通を調査してみてビックリ。多くの人が入手できず、しかも予想以上の人気ぶり。こりゃしばらく手に入りそうにないとあきらめました。
帰国後、数日はジッと玄箱の入荷を待っていたのですが、掲示板を中心に完全な在庫切れ感が漂い、さらには4月まで入手困難が続くとの情報まで。こりゃ待っててもらちがあかないと判断し、3/11、純正LinkStationを購入しちゃいました。 購入したLinkStationは、BUFFALO LinkStation をハックしようを参考にさせていただき、おそらく玄箱のベースでもある、HD-H120LANを選択しました。地元の量販店にはHD-120LANしか在庫が無く、一番近くのヨドバシカメラまで足を運びました。(やっぱ地元は使えねぇ…)価格は29,800円、ポイント還元18%だったので、実質は税込み26000円程度。価格.comあたりの検索結果を比較しても遜色ない感じ。よくヨドバシなどのポイント還元を鑑みて価格を調査するのは妥当ではないという意見が多いですが、良くヨドバシを利用する私にとってはポイント還元だって立派な割引ですね。
予約した玄箱2台はまだそのままですが、何ヶ月も入荷しないようならキャンセルしようと思っています。
LinkStationとは