安かったONKYO DP-S1を入手して試したかった機能の一つ、ロスレス音楽配信サービス「DEEZER」への対応について書いてみたいと思います。
先日のファームウェアアップデートで、新モデルのDP-S1Aだけでなく旧モデルのDP-S1もDEEZER HiFiに対応しました。
オンキヨー株式会社:サポート>2017年モデル ファームウェアアップデート情報
http://www.jp.onkyo.com/support/audiovisual/avc_firm/avrfirm_2017.htm
買ったばかりのDP-S1をアップデートして、早速試して見ました。
確かにDEEZERからロスレスflacを再生できる!すばらしい!!
という初期の感動はありますが、それ以上にマイナスポイントもありまして。
一つ目のマイナス、それはストリーミングのみの対応という点。
一言で言うと、DP-S1がWiFiに接続された状態でないとDEEZERからの配信サービスを受けることができません。
つまり、せっかくのポータブルDAPであるDP-S1なのに、出先ではモバイルWiFiルータやスマホテザリングなどで、DP-S1がインターネットに接続された状態をキープしないと、DEEZER配信の音楽を聴き続けられないということです。
さらにロスレス配信ですからそれなりにデータ量がかさみます(1曲10MB~30MB)。データ無制限のプランでないと、聴き続けるというのは現実的ではないと思います。
うーん、、、これってポータブルDAPに対応した意味あるかな・・?
もちろん、自宅のWiFiで聴きまくるぜ!という方にはメリットはあるかな、と思います。
二つ目のマイナス。これはもはやDP-S1は関係無く、DEEZERそのものの課題なのですが、やはりApple MusicやGoogle Play Musicと比較すると、どうしてもレパートリーで見劣りします。
このレパートリーでは、月1000円のAppleやGoogleを解約して、月2000円のDEEZERを契約するのは、いくらロスレス配信とは言えリスクが大きいです。せめてAppleやGoogleの7~8割ぐらいの品揃えになってくれていれば、移行する検討の余地があるのですが。。
個人的には、外出先で使いにくい(ネットワーク環境の確保)、またDEEZERそのもののレパートリーの問題で、今現在、使い続けていく判断には至らなかった、という結論になってしまいました。
すでに激安のタマは無くなってしまったようです
ONKYO rubato DP-S1でDEEZER HiFi(ロスレス配信)を視聴