前のブログエントリで、iPhone7 Plusに「Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」を接続して聞いた音はそれなりにいい音である、ということはわかりましたが、iPhone7 Plusにポタアン(ポータブルアンプ)を接続したら劇的に変わるのではないか?が気になったので、試して見ました。
DAC(Digital Analog Converter)タイプのポータブルアンプを持っていたことを思い出し、押し入れの中から探し出しました。2013年にStereoという雑誌に付属してきた「LXU-OT2」というヘッドホンデジタルアンプです。
iPhone7 Plus→Lightningカメラアダプタ→LXU-OT2を接続しても「電源が足りない」と言われるので、外部電源タイプのUSB-HUBを介して接続すると動作しました。
肝心の音ですが、劇的には変わりませんでした。さすがにディスクリート回路でオペアンプ駆動しているので特に中域で力強さは感じるのですが、ブラインドテストをやっても気がつかないレベルだと思います。
このLXU-OT2デジタルアンプは、PCに接続すると、PCオーディオ出力に対して劇的に音質が改善します。その主な要因はPC自体から出るノイズの影響をキャンセルできるからだと思います。しかし、iPhoneに接続しても大幅な違いは認識できませんでした。iPhoneはPCと違って、電池駆動でノイズが少ないからだと思います。
これで辞めておけばよかったのですが、雑誌の付録ではなくちゃんとした市販のポタアンを試したくなって、ONKYOのDAC-HA200を買ってしまいました。
結果、大幅に音が良くなった、とは感じませんでした。LXU-OT2と同様、全体的に力強さは感じますが、やはりブラインドテストをしても多分当てられないと思うレベルです。たぶん、違いを聞き分けられない自分の耳が悪いんだと思います。もう歳ですしね。。。
逆に言えば、定価たった900円の「Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」を褒めるべきなのかもしれません。2万円弱のポタアンと同じ音が出せるのですから。
こちらのページでもLightningヘッドフォンアダプタのすごさが紹介されています。
https://xiaolongchakan.com/archives/iphone-7シリーズ付属のlightning-3-5mmジャック変換アダプタには.html
iPhone7 Plusにポタアン(ポータブルアンプ)接続してみました