久々の電子工作ネタです。
以前からずっと欲しいと思っていた電子負荷装置を製作しました。
電子負荷というと、昨年USBコネクタタイプの電子負荷を購入しましたが(ブログエントリ「USB負荷でモバイルバッテリーの容量チェックをしてみた」参照)、もっと汎用的に使えて、かつ電流容量が大きい物が欲しかったので自分で回路設計しようかと思っていたのですが、キット(完成基板)でちょうど良い物が売られていることを知り購入してみました。
[ShopU] 電子負荷キット DC 100V 6.6A (最大75W)
http://www.vshopu.com/item2/2168-2901/index.html
注文したら次の日に届きました。
基板むき出しで使うのは芸が無いですし、負荷となるFETにヒートシンクを取り付ける必要があることもあり、ちゃんとしたケースに入れてみることにしました。
ケース加工工作なんて、かれこれ20年ぶりです。
電動ドリルは持っていたのですが、アルミ板をくり抜く工具は今回新たに購入。
ハンドニブラーです。中学の図工の時間で使いましたよね?懐かしいー
右が今回の電子負荷基板を納めるボックス。左は、別に可変電源装置も作りたかったので、ついでに加工しました。のべ4時間。
中に基板を納めて完成です。
動作確認中。
左の cheero 製USBモバイルバッテリーの5Vを接続し、負荷が1Aになるように設定した状態です。電圧が4.6Vになっているのは、配線インピーダンスによる電圧降下です。大型のヒートシンクにファンで強制空冷しているので、5V 1A くらいではビクともしません。
試しに4Aぐらいまで流してみましたが、それでも余裕。4A以上流そうとしたところで、cheero の保護機能が働いて電源OFFになりました。
なかなか便利に使えそうな電子負荷になりました。活用していこうと思います。
それにしてもやっぱり工作って楽しいですねぇ。
電子負荷装置 製作