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GSクオーツの秒針と日送りをiPhone6のスローモーション機能で撮影してみた

iPhone6の動画撮影には「スローモーション」という機能があって、通常30~60fpsで撮影されている動画を、240fpsで撮影してなめらかなスローモーション動画を撮影できる、という機能があります。その機能をつかって、GSクオーツ SBGT037 の秒針と、カレンダーが変わる瞬間の動画を撮影してみました。


まず秒針について、針が2回に分けて動いていることがわかります。これは「ツインパルス制御」というGSクオーツ独特の機能で、通常のクオーツウォッチよりも重たい秒針を動かすための制御です。
また、針のなめらかな動き、動いたあとの振動の少なさは、「バックラッシュオートアジャスト機構」によるものです。
http://www.seiko-watch.co.jp/gs/movement/quartz.php
次はカレンダーに注目してください。GSクオーツのカレンダー日送りは1/2000秒で切り替わるので、240fps(=1/240秒)で撮影しても切り替わる瞬間の様子はとらえることができませんでした。デイデイト(曜日付き)の SBGT037 の曜日は、英語と日本語が切り替え可能ですが、曜日が切り替わる瞬間は日本語表示を飛び越して2コマ分動いているはずなのですが、それすら撮影できませんでした。1/2000秒日送り?ホントかな、と思っていましたが、嘘じゃなかったことがこれで確認できました。
秒針といい、カレンダー日送りといい、GSクオーツは電気で動いていながらも、メカの要素を残している時計であることがわかります。
このように普段、何気なく使っているモノをスローモーションで撮影してみると、新しい発見がある、という紹介でした。iPhone6をお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか?
なお、iPhone で撮影した240fpsスローモーション動画を編集するには Macの iMovie が必要になると思います。

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