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グランドセイコー GSクオーツ SBGX071 ゲット

注:この記事は2013年12月に執筆しています。
グランドセイコーが2013年9月2日に値上がりする、という情報を入手したので、以前より気になっていた GSクオーツ を買ってみました。セイコーにとってみれば、「値上がり」という釣り針を垂らしたら、すぐに食いついた獲物、ってところでしょうか。
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2013年2月に購入したグランドセイコー スプリングドライブ クロノグラフ SBGC001を、おおむね気に入って使っていたのですが、季節が春から夏になるといろんな問題が生じてきました。
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もともと分厚くて重い SBGC001 ですが、夏場はそのデカ厚がこたえます。ジメジメと汗をかく時期に、デカ厚腕時計は正直不快。夏場は軽くて薄い時計に限るなぁというのを身をもって思い知らされました。
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さらに、私はオンオフ問わず、平日休日問わず SBGC001 を身につけているのですが、休日に、だんだん重くなってきた息子を抱っこすると、厚いボディーや飛び出たりゅうずが腕に食い込んで痛いのです。息子を抱っこすることの多い休日は SBGC001 を装着しなくなってしまいました。でも、息子と一緒に外出する時こそ腕時計って重宝するのです。息子を抱っこしながらスマホをポケットから出すなんてことできませんから。
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そこで、薄くて軽い時計を買おう、と思い立って、白羽の矢が立ったのがグランドセイコーのクオーツモデル。それに加えて、9月2日からの値上がり情報。今買わずして、いつ買う?
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数ある GSクオーツモデルの中から、なぜ SBGX071 を選んだか?
GSクオーツを買う、とだけ決めてヨドバシに行って、その場で選んだのが SBGX071 だったというだけです。その場の直感で一番気に入ったのが SBGX071 でした。
グランドセイコーっぽくない、若々しいデザインでおおむね気に入っておりますが、使ってみて初めて気がついた懸念が1つ。
文字盤はグランドセイコーらしい圧銀放射で高級感があり、とてもきれいなのですが、光の反射具合によっては、銀色の長針、短針と重なってしまい、時刻が確認しにくい時があります。時刻が見にくいなんて時計としては致命的、と考える人もいるかもしれません。SBGX071 を買おうと思う人はそれほど多くはないと思いますが、それでも気になる方がいましたら、是非とも店頭で実物をチェックされることをオススメします。強めの光源の下で、文字盤を反射させた時にどのように見えるのか。
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SBGX071 は、GSクオーツの中でも一番安い価格帯でありながら、圧銀放射文字盤、青焼き秒針、など、ワンランク上の価格帯であってもおかしくない贅沢な構成です。特に青焼き秒針は、スプリングドライブだと高価なモデルにしか採用されていないだけあって、時を忘れて見とれてしまう魅力があります。
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もうひとつ、GSクオーツの特徴でもある「年差±10秒」という高精度クオーツですが、私の SBGX071 での誤差実績は、4ヶ月間(2013年8月~12月)で+0.5秒で、非常に優秀な結果でした。
その後、2013年9月2日グランドセイコーは2~5万円の値上がりを実施。私にとってはこの値上がりがあったからこそ、SBGX071 に出会えたわけですが、今後しばらくは買うことはなさそうです。しかし、次は2014年4月の消費税8%が待ち構えています。50万円のグランドセイコーだと、実質15000円の値上がりになるわけで、また値上がりという釣り針が目の前にぶら下がるような気がしないでもありません。。

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