前のエントリで、泣く泣くケーブルを切断して作成した MagSafe アダプタを使って、TL160K と接続してみました。
まず、45W ACアダプタから切断した MagSafe ケーブル
ちゃんと継続して充電できています!MagSafe コネクタの LED も、充電中を示すオレンジに光り輝いてます。
システムプロファイラのスクリーンショット
期待したとおり、Retina MacBook Pro は 45W ACアダプタが接続されていると勘違いしてくれていて、消費電流も 2A 程度に抑えられています。その結果、TL160K は問題無く電力を供給しつづけることができています。
次に、Airline 電源アダプタから切断した MagSafe ケーブル
MagSafe2 変換アダプタを介しての接続となりますが、こちらも問題無く動作しているようです。
ワット数は「254W」という訳のわからない認識となっていますが、これは恐らく Airline 電源アダプタだからだと思われます。充電は停止し、消費電流はほぼ0になっています。
ところで、システムプロファイラが示す「アンペア数」って、MacBook 内蔵バッテリに対する電流だったということにこの時気がつきました。
つまり、この状態で TL160K から出力している電力は、Retina MacBook Pro を動作させるために必要な電力のみですが、具体的な電流値はわからない、ということになります。
結論
45W ACアダプタの MagSafe 部分のみを流用することで、出力電流が低い TL160K でも Retina MacBook Pro を充電することができる。
45W ACアダプタのケーブルを切断したときは涙目でしたが、結果は大成功でした。
次のエントリでは、Airline 電源アダプタについて、もう少し考察してみます。
モバイルバッテリ TL160K で Retina MacBook Pro を充電してみた #3