コンパクトデジカメでありながら、1インチのセンサを搭載して話題のSONY DSC-RX100と、1インチより少し大きな4/3インチのセンサを搭載するマイクロフォーサーズDMC-GX1の画質比較をしてみました。
なお、雨の降る中の撮影ですので、雨が邪魔して普段よりも解像しにくい状況です。
DMC-GX1に搭載のレンズは、標準キットズームのLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.です。
DSC-RX100
28mm / 35mm / 50mm / 70mm / 100mm
DMC-GX1 + LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.
28mm / 35mm / 50mm / 70mm / 84mm
F5.6絞り優先AE、ISOはRX100がISO125、GX1はISO160となります。まだPhotoshop LightroomがRX100のRAWファイルに対応していないため、まずはカメラ内JPGファイルで比較してみます。GX1はRAW現像すると解像感が大幅に向上しますが、RX100はどうなるかわからないためLightroomが対応してからあらためて。
RX100とGX1、解像度としては互角のようですが、レンズの差が大きいようです。14-42mm PZはズーム全域で非常にピントが来にくく、それに加えてクッキリ写らないため、なんだか手ぶれの様に見えます。雨天とは言え日中ですからシャッタースピードは1/200程度は稼げていますし、手ぶれ補正レンズですから純粋な手ぶれとは考えにくいのですがボケボケです。
RX100も70mmまでは非常に良いですが、テレ端100mmでモヤッとしていますが、もしかしたらピントを外してるだけかもしれません。
GX1が全体的にモヤッとしてるのは、やっぱりレンズですかね。今月発売される12-35mmF2.8レンズで試してみたい所ですが、最近いろいろと散財してしまっているので買えるかどうかはわかりません。。というよりそのレンズ発売日までGX1を持っているかどうか…。だってRX100の結果を見てしまうとGX1の居場所は…
RX100はコンパクトデジカメとしては高価な部類ですが、コストパフォーマンスは相当高いかもしれません。RX100と同じ価格帯の一眼デジカメ+キットレンズよりはよっぽどしっかり写ると思いますし、かといって写りの良いズームレンズを購入しようとしたら、結局RX100よりコストパフォーマンスは悪くなると思います。
手の中に収まってしまうコンパクトデジカメがここまで来たか、というのが今の率直な感想です。まだ10数枚程度の撮影枚数なので結論を出すのは早すぎるとは思いますが、これ、もしかしたらとんでもないカメラかもしれませんよ?!ワクワクしてきます。
せっかく週末に間に合わせるためにRX100ゲットしたのに明日の日曜日も一日中雨らしいので、本格的に屋外でテストできるのは来週以降になってしまいそうです。残念…
DMC-GX1 vs DSC-RX100 比較