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EOS 5D Mark III/NEX-7/GX1 比較

現在所有のデジカメ、EOS 5D Mark III、NEX-7、DMC-GX1の3機種で、自宅ベランダから手持ちでテキトーに撮った写真で解像力の比較をしてみました。一切厳密なテストではなく、本日入手したばかりのEOS 5D Mark IIIGX1の動作確認を兼ねたものです。
元画像はこちら。カメラ生成JPG。くだらない写真なのでリンクのみ。
EOS 5D Mark III + EF24-105mm F4L IS USM
1/400 F8.0 ISO100 35mm
NEX-7 + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA
1/640 F6.3 ISO100 24mm(換算36mm)
NEX-7 + E18-55mm F3.5-5.6 OSS
1/800 F6.3 ISO100 23mm(換算35mm)
DMC-GX1 + LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.
1/1250 F5.6 ISO160 18mm(換算36mm)
中央部(AFポイント)
120519_01_LR.jpg
中央部に関しては、どれも遜色ありません。全体的に言えるのですが、NEX-7は非常に暗く写ります。GX1もその傾向です。EOS 5D Mark IIIがオーバーのように見えますが、EOS 5D Mark IIIが一番まともなAEだと思います。(あたりまえですが)
左上、遠景
120519_02_LR.jpg
一番良いのはNEX-7+24mmZAですかね。解像しているだけでなく木の葉っぱに立体感を感じます。さすがツアイス単焦点。ズームとはいえEOS 5D Mark IIIも肉薄しています。ただ立体感はツアイスに及びません。NEX-7キットレンズは解像感はまぁまぁですが葉っぱがモヤッとしています。GX1はさすがに厳しいですね。。
右上
120519_04_LR.jpg
EOS 5D Mark IIIとNEX-7ツアイスは互角。30万オーバーのフルサイズカメラと勝負できる描画をするツアイスはさすがだし、ズームレンズとはいえ単焦点ツアイスに迫る描画をするEF24-105mmもさすがです。GX1もそこそこ解像していますが、問題はNEX-7キットレンズ。上の左上部では発生していなかった妙な流れが発生しておりレンズの個体差のような気もします。
左真ん中の壁
120519_03_LR.jpg
特にNEX-7でレンズの性能がはっきりでる結果となっています。ツアイスはツブツブまでしっかり解像していますが、キットレンズではほぼ塗り絵になってしまっています。これを見ると全NEX-7ユーザーにはツアイスで撮ってもらいたくなります。キットレンズではNEX-7の性能はくすぶったまま、ツアイスで無いとNEX-7の2430万画素は活かせません。EOS 5D Mark IIIはギリギリOKライン。便利ズームレンズなのですから合格点でしょう。GX1も、、仕方が無いですね。
まとめると、とにかくNEX-7+ツアイスの実力を再認識しました。EOS 5D Mark III+ズームレンズ相手なら十分戦える実力です。でも単焦点で手ぶれ補正もなしなのに対して、EF24-105はズームで手ぶれ補正あり、しかもEOS 5D Mark IIIの高感度と組み合わせると、トータルバランスで言えばやはりEOS 5D Mark IIIが有利だと思います。そりゃ合計40万オーバーですから負けるわけにはいかないでしょうけど。ちなみにツアイスの価格は約9万円、EF24-105は約11万円ですから価格帯はほぼ同じ。そう考えるとEF24-105がズームの割には安くて性能が良い、と言えるのではないでしょうか?
GX1は予想通りというか多少残念というか。もう少し頑張ってくれると思っていたのですが。EOS 5D Mark IIIもしくはNEX-7をメインカメラと考えると、GX1はサブカメラとしての位置づけであるということがわかりました。NEX-7と真っ向勝負してはいけなかったのです。NEX-7はレンズが良ければEOS 5D Mark IIIと真っ向勝負できる性能なのですから。
これから数年間はEOS 5D Mark IIIをメインカメラとすることが決定しているので、サブカメラとしてNEX-7は大きすぎるしオーバースペック。どこにでも持って行けるGX1ぐらいがサブとしてちょうど良い。と頭では理解しているのですが、やっぱりNEX-7はお気に入りなので手放せない、かなぁ。。

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