モバイル

au 全部入りスマホ ISW11F Arrows Z ゲット

先日ゲットしたau毎月割2845円の回線を使う端末は、1つはau版iPhone4Sで決定していますが、もう1つがまだ決定していません。
条件は、WiMAXが使える「+WiMAX」スマホであること、そしてauIDカード(SIMカード)スロットがありSIMカード差し替えで気軽に使える端末であること、の2つです。
この条件を満足する端末は、今の所下記3つ。
ISW11K 京セラDIGNO
ISW11F 富士通Arrows Z
ISW11SC サムソンGALAXY S2
2011年秋冬もしくは2012年春に発売された、比較的新しいモデルに限られています。
上記以外にもいくつかの+WiMAX端末が発売されていますが、それらはすべてSIMカードスロットの無い、いわゆるROM端末と呼ばれるスマホ。これらROM端末はauショップで通称「SIM入れ」という作業をしてもらわないと使えませんので、一度特定の機種へSIM入れしてしまうとその回線のSIMカードはいったん手元から無くなってしまいますから、気軽に他の端末への行き来ができなくなってしまいます。
上記のような制約もあってか、ROM端末の+WiMAXスマホは比較的安価に白ロム機を入手可能ですので、ROM端末でも良いと思うくらいのスマホであればSIM入れもやぶさかで無いのですが、現状それほどのスマホもなさそうなので。
上記3機種のうち、ヤフオクで白ロムが一番安く取引されているのはISW11K 京セラDIGNO。DIGNOは他の2機種に劣っているのは液晶(DIGNOの場合は有機ELですが)の解像度が低いこと、そしてCPUがシングルコアであること。CPUがシングルコアのため電池消費が低いのに、比較的サクサク動作するということでユーザー評価の高い端末ですが、すっとiPhone4(960x540ドット)を使ってきた私にとっては、それより解像度の低いのが許容できない可能性が高いので却下。そこで、白ロム相場がDIGNOより5~10,000円程度高いArrows Zに照準をあわせヤフオクウォッチを開始。完全新品ではありませんでしたが、30,000円というほぼ最安値で落札することができました。
IMG_0168_LR.jpg
ISW11F Arrows Zはいわゆる全部入りスマホ。ワンセグ、おさいふ、赤外線というガラケー3種の神器に加え、防水機能までついて、さらにはデュアルコア、HD液晶(1280x720ドット、もはやノートパソコンです)、そして+WiMAXまでついている、まさにauの最強端末。
それゆえ、発売当初の2011年末頃にはバッテリがもたない、発熱がひどい、充電が遅いなどの問題が立て続けに発生しましたが、2012年1月のファームウェアアップデートでこれらの問題が大きく改善し、やっと本当の意味での最強端末になりつつあります。
ヤフオクで入手したArrows ZにはSIMロック(同じauであっても他のSIMが使えないロック)がかかっていますので、自分のSIMカードでau回線を使うには、auショップに行って2,100円払ってSIMロッククリアをしてもらう必要があります。早速入手したArrows Zを持って最寄りのauショップへ行き、ロッククリアをしてもらいました。手数料の2,100円はその場で支払うのでは無く、回線の月額利用料に加算されます。
さっそくブラウザを開き、スクロールしてみると「あれ?」そんなにサクサクじゃない。画面を指ではじいた瞬間と、慣性スクロールが終わる瞬間に、妙なカク付き感があります。画面の描画自体はさすがデュアルコアで相当速いのですが、このカク付き感のせいで使っていて全く気持良くない。
もう3年近くiPhoneを使い続けてきた私は、iPhoneの指に吸い付いてくるようなサクサク動く画面の動きに慣れてしまっているせいか、最新、最速と言われているArrows Zがこの程度なのか、と軽くショック。
同じiPhoneと言っても、さすがに初代iPhone3Gはサクサクとは言えないかもしれませんが、少なくともiPhone3GSからはAppleはこのサクサク感を実現できています。Appleが3年も前から実現しているこの操作感を、最新のスマホで未だに実現できないのですから、そりゃAndroid端末開発メーカが寄って集ってやっとApple1社と勝負ができる程度にしか成長できないわけです。
Android OSを開発しているGoogleも悪いだろうし、お弁当箱だけ作って中身はレトルト(Android OS)をそのまま詰め込んで満足している端末メーカも悪い。私はiPhoneだけでなくMacを使っていても感じますが、何年も前からハードウェアとソフトウェア(OS)を別々に開発する手法は、作る側にメリットはあったとしても、使う側には一切メリットは無い。ユーザーはそれに早く気付いて、行動に移し、メーカに分からせてあげないといけない時期にきていると思います。まぁ、国内スマホメーカはすでに痛いほど分かっているのかもしれませんが…。
せっかく白ロムで入手して、2,100円でSIMロッククリアしたArrows Zですが、しばらく使っただけでこりゃ使っていくのに値しないなと判断。Android端末の中では一番サクサクと言われているGALAXY S2 WiMAXに期待するしかなさそうです。

-モバイル