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SIGMA DP1x 赤がコッテリ

SIGMA DP1xで撮影している画像を見ていると、妙に赤がコッテリ写ることがわかりました。もしかすると、このコッテリ赤は、今後DP1xを使っていく上で困ったことになる可能性を秘めているので紹介します。
まず、赤の小さい花をRAWで撮影して、SIGMA Photo ProでJPG抽出した画像です。JPG抽出の画像なので、カメラの素の画像です。
DP1s
SDIM1386
相変わらず、全体的に緑かぶりして、パッとしない写真になります。
DP1x
SDIM0042
全体の色味は問題ないように思いますが、赤が完全に飛んでるように見えます。
次にRAW画像をSPPでパラメータを調整しつつ現像したものです。
DP1s
SDIM1386_SPP
DP1sも調整してあげれば、フラットでナチュラルでいい感じに仕上がります。
DP1x
SDIM0042_SPP
色味の調整はまったくしておりません。ただ赤が完全に飽和してしまっているので、露出を下げたり暗めに仕上げてみましたが、結果、赤は飽和したまま。現像パラメータで彩度を目一杯下げれば飽和は避けられますが、そのときにはほとんどモノクロ写真。。
最後にLightroom2.7で現像してみると…
DP1s
SDIM1386_LR
悪くないですが、この写真に関してはSPPで現像した方が良いですね。
DP1x
SDIM0042_LR
赤の飽和傾向は同じ。ただ、Lightroom上では、赤の飽和警告は出ていませんでした。
DP1s
SDIM1388_LR
調整前は全体が緑かぶりでしたので、大幅にパラメータ調整してます。調整後は、赤も含めていい感じに仕上がっていると思います。
DP1x
SDIM0044_LR
やっぱり赤が強すぎる気が。DP1の時のようにマゼンダに転ぶことはなく方向性としては間違っていない「赤」なのですが、DP1sと比較すると好みが分かれるかもしれません。
何しろAFが速いので今後はDP1xを使っていくことになると思うのですが、この赤の振る舞いを見ると、ちょっと不安になります。。

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