デジカメ

SIGMA DP1x 予約完了

9月30日発売開始予定のSIGMA DP1xを予約しました。予約したのは、初代DP1と、現在も使っているDP2を購入した新宿のマップカメラです。マップカメラはあのカメラやレンズだけがたくさん並べられたカメラ屋さんっぽい雰囲気が好きで、お気に入りのカメラを買うときの行きつけになっています。
販売価格は発売日当日までわからないそうですが、DP1、DP2を購入した価格から推測すると、おそらく最安値に近い価格に設定してくれるのではないかと期待しております。
予定通り9/30に入荷したとしても、取りに行けるのは10/2土曜日になってしまうと思いますが、無事手に入れたらDP1sとの比較をやる予定です。
DP1xに期待しているのは、AFスピード改善、記録時間短縮、次のシャッターまでの反応時間短縮、などです。画質に関しては(個人的には)DP1sで完成されていると思っているので現状維持が希望ですが、しいて言えばAWBでの色合いがもう少し私好みにシフトしてくれるとうれしいですね。
操作性に関しては、DP2ですでに慣れているインタフェースに統一されるということで、ちまたでは喜ばれているようですが、私は考えが少し違います。今まで、DP1sとDP2の操作方法が違うことによって、触覚を介してDP1sとDP2の違いを認識していた部分があるからです。
DP1sとDP2で一番認識しやすい構造の違いはズームボタン(DPにはズームはありませんが)の配置。DP1sは2つのボタンが横に配置され、DP2では縦に配置されています。このボタンの配置の違いを右手親指で認識することで、今DP1sを使っているのか、DP2を使っているのかを瞬時に判断していました。今度登場するDP1xでこのボタン配置がDP2と同じになると、操作性は同じになったとしても、28mmと41mmの焦点距離の違いを「右手親指の触覚」で判断することができなくなることに不便を感じないかどうかが不安です。
DP2で登場したQS(クイックセット)ボタンですが、私は未だにこのボタンに慣れません。その理由は、DP1sのズームボタンに割り当てていた機能にあります。私のDP1sは、ズームボタン左を押すとISOステップ、右を押すとAF位置移動に設定していました。DP1sにおいて、普段操作するボタンはこの2つで十分なのです。
実はこの辺でもDP1とDP2で若干状況が変わります。DP1のレンズは開放F4.0、DP2は開放F2.8。画角の広いDP1は絞り優先モードにしてF4.0固定のままで撮っていてもそれほど問題はありませんが(F4.0開放からくっきり写るレンズだからなせる技なのですが)、画角の狭いDP2の絞り優先モードでは、F値をいろいろ変えながら被写界深度を変えたり、背景ボケを変えたりする場面がDP1よりも多いのです。なので、DP2ではズームボタンで絞りF値を変えることにはそれほど違和感は無いかもしれません。反面、DP1xではこの一等地ボタンにF値機能を割り当てることに若干の違和感を感じるかもしれません。かといって、DP1xのズームボタンにISO切り替えやAF位置を割り当てることはできないと思います。(DP2もできなかったと思うので)
あれこれ言ってますが、結局のところサクサク気持ちよく動くDP1を心待ちにしていることには変わりありません。
SDIM1112_LR
SIGMA DP1s 韓国

-デジカメ