家電

東芝 REGZA 55Z9000 & YAHAMA YRS-2000 ゲット!! その1

4月末に完成するマイホームに併せて、唯一買い換えようと思っていた家電が、地デジ対応液晶テレビ。
今使っているテレビは、約9年前に購入したソニーの28インチのブラウン管。2009年末の時点で地デジ普及率が7割とかいうニュースを見ながら、あぁとうとう少数派カテゴリに含まれちゃったか、ここまで来たら地デジ普及を推進している総務省の足を引っ張ったろうかな、とか、アナログテレビでアナログ停波する瞬間をこの目で確認したろうかな、なんてヒネクレ根性を出したりしていましたが、マイホームが完成するこのタイミングで地デジ対応液晶テレビ買おう!ってことになりました。
液晶テレビを買おうってことになると、まず最初にどのメーカのテレビにするかが最大の悩みとなるのが一般的ですが、私は東芝 REGZAにしようとずーっと前から決めてました。
テレビにUSB HDDを接続すればレコーダ機能になるってのは、現在はいくつかのメーカがやってますが、当時は東芝が先駆け、そのころから液晶テレビを買うならREGZAと決めてました。さらに東芝のZ9000シリーズは、地デジチューナが3つ搭載されており、2チャンネル同時録画しながら、さらに別のチャンネルを視聴できるというレコーダも顔負けの機能が搭載されているため、Z9000指名買い、というわけです。
メーカとシリーズが決まっているのであれば、あとは画面サイズをいくつにするか?という簡単そうで難しい決断が残されています。
Z9000には37、42、47そして55インチがラインナップされていますが、37と42は今更…、ということで却下。47か55で悩むわけですが、私としてはなんとしても55インチに行きたい!! 奥さんにも55買うぞ、と宣言し続けてきていましたが、先日コストコに買い物に行った時、たまたま置いてあった55インチTVを見て
「こんなデカイテレビ、いらねぇ!!」
と吐き捨てられており、この時点で「55は無理かぁ」と半ば諦めていました。まぁ47インチでも、今の28インチブラウン管テレビから比べたら大幅な進歩だし、エコポイントも満額の36,000ポイントもらえるし、いいか、と思うようにして気を紛らわせていました。
47インチどころか、42、いや37で十分なんて言い出したらどうしようという不安も残ってはいましたが。
ここ2ヶ月ぐらい価格.comをチェックしながら、どこで買おうか考えていたわけですが、これについては悩む必要はありませんでした。そう、池袋に行く選択以外ありえません。横須賀から池袋の間の交通費なんか簡単に取り返せるくらい、池袋価格には魅力があります。今や日本の家電販売の中心は池袋、でしょう。
池袋侵攻は2009年度末決算大売り出しをする3月末の土曜日に決めました。
奥さんとエクストレイル20GTに乗り込み、横須賀から片道70km、下道で2時間以上かけて池袋に侵攻。やっぱり池袋は遠い。。
ヤマダ電機日本総本店に到着、早速1Fのテレビ売り場に駆け込むも、人、人、人。まともに身動きがとれません。しかもあちこちで自然発生的に行列ができてる?何の行列?ちかくの店員さんに聞いてみると
「接客順番待ちの行列でございます」
はぁ?!接客してもらうのに並ばないといけんの?この歳にもなると、初めてのことなんて滅多にありませんが、接客順番待ちの列って生まれて初めて、です。
仕方ないかと思って列の最後尾に並ぶと、しばらくして店員さんが寄ってきて「お客様、シャープのアクオスお買い求めで間違いないでしょうか?」へ?自分は東芝だけど、というと、「東芝の列はあちらでございます。」と。メーカ毎に列が違うのでやんの。
東芝の列に並ぶこと、30分。不思議なことに今まで当たり前と思っていた接客サービスも、こうやって列に並んで待っていると、それは当たり前のことではないんだ、と思うようになり、しまいにはこんなヘタレ消費者たちのために店員様のお時間をとらせてしまってすみません、と最初とは真逆の価値観が芽生えてきた頃、ようやく自分の接客をしてくれる店員様が目の前に。会いたかったよ、店員様ぁ。
その店員さん、やせ形、マスクをしていてなんか頼りない。おっと、店員様の機嫌を損ねてしまっては待ち時間30分が水の泡になってしまう。気を取り直して早速商談開始。
「もう機種は決めていらっしゃいますか?」
「はい、Z9000シリーズで、47インチか55インチで悩んでます。」
「申し訳ありませんが、47インチは先日メーカ製造が終了してしまい、入荷の予定も…」
この瞬間、私は心の中で
「やった、これで否応なく55インチが買える!!」
とガッツポーズ。次の瞬間、42インチに格下げの可能性もあるな、という不安が急浮上、上げた拳をそっと下ろす。結果的にはこの不安は売り場の環境によって払拭されるわけですが。
47インチ品切れのため展示がなく、必然的に42インチと55インチを並べて展示するしかない状況、この環境では42インチが異常に小さく見える。この状況で42インチで十分、と思う人はあまり多くないと思います。まぁ、ヤマダ電機やメーカ側の思惑に乗せられている感もありますが、結果オーライ。奥さんも自然と55インチ購入に傾いていきました。

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