クルマ

タコメータ 取り付け

K12は、なぜかタコメータが付いていません。AT車ならまだしも、MT車ぐらいはタコメータを付けてほしかった…。無ければ付けなくちゃ!!ってことで、取り付けました。
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いきなり、取り付け完了の写真で申し訳ないです。メータは、大森製の「ETH-408-BZ (1/4/6)」です。ただ、気を付けなければならないのは、K12のMT車には、そのままメータに使える回転数信号が存在していないため、大森さんに「K12対策パーツ」を送ってもらわないといけません。ま、対策パーツというほど派手なモノではなく、おそらくトランジスタ1個と抵抗2個程度の簡単な波形成形回路だと思われます。使用する信号は、エンジンルーム内にあるECCS(いわゆるコンピュータ)の103ピンからその波形成形回路を経由してメータに入力します。K12整備要領書を見ると、103ピンはATCU(ATコントロールユニット)で使うための回転数出力ですので、MT車の場合は空きピンとなっています。
作業中、一番の問題となったのは、エンジンルーム内のECCSから車内にどうやって配線を引き込むかという部分です。最近のクルマは非常に車内気密が高く、細い配線一本たりとも通せる隙間などは存在していません。仕方ないので、グローブボックス後ろぐらいに配線を引き込んでいるグロメットがあるので、そこに配線1本分が通る小さい穴をあけて通しました。
また、メータの取り付け位置ですが、K12のダッシュボードは曲面が多く、メータホルダーを取り付けやすい位置が存在しません。なんとかメータホルダーの足をペンチで曲げて曲面を型どりし、両面テープで固定しました。が、やはり曲面の型どりが甘かったため設置面積が足りず、強度に不安がありましたので、泣く泣くタッピングネジ4本でダッシュボードにネジ止めしました。
ACC電源やイルミ信号は、オーディオの配線から分岐しました。私は、他にもACC電源やGND、イルミ信号が使えるよう、分岐口を増設しておきました。
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イルミがかっちょよかったので、写真とってみました。光モノ、好きなんですよねぇ
最近、結構回すようになってから、シフトアップタイミングに注意するようになりました。低速ギヤではレブリミットまであっという間ですから、タコメータを気にしつつアクセルを踏むようにしていますが、ずっとメータを見ていては危険です。
私が取り付けたメータには、自分で任意に設定した回転数で、メータ内のLEDを光らせることができ、外付けのシフトアップランプを光らせたりすることができます。これを利用してシフトアップタイミングを知らせてくれるような機構を追加しようと考えています。 昔乗っていたセブンでは、純正の機能として、7500rpmを超えると「ピー」という電子音が鳴ります。この機能は結構気に入っていたので私のK12マーチでも搭載しようと考えています。まずは12V直結で音を発するブザーのようなモノを購入してこないといけません。今度アキバに行く機会があったら探してみようと思っています。
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上に書いたシフトアップタイミングブザーを5/23夜に取り付けました。実はブザー自体は2週間ほど前にアキバに行って購入済みだったんですが、5/24筑波サーキットコース1000(TC1000)でのフリー走行のために、前日夜の作業となってしまいました。
ブザーはアキバのラジオデパート内のパーツショップで購入しました。価格は400円、ブザーの音見本があったので、自分の気に入った音程のモノを選びました。文字だと伝わりにくいのですが、「ピー」と「プー」の間ぐらいの音です。音量は結構大きめです。オーディオを大きめにかけていても聞こえるぐらいの音量です。
取り付けに際しては、大森さんのタコメータから元々出ている、外付けシフトアップインジケータ用の配線をブザーの「-」側に、ブザーの「+」側は+12Vに接続するだけです。ちょっとブザー本体の配線で手間取りましたが、特に問題ありませんでした。
配線後のブザーは、オーディオの上部付近の配線にビニールテープで簡単に固定してあります。特に音の出る部分を、運転席側に向けるとかはしていませんが、音はしっかり聞こえているので問題ないでしょう。
で、次の日早速、TC1000で走ってきたワケですが、このブザーには相当助けられました。TC1000はタイトなコースなのでタコメータなんて見ている暇はありませんから、音で入ってくる回転数情報のおかげで、運転に集中できます。2速でギリギリまで引っ張る場面が多いので、結構ピーピー鳴らしてました。鳴り出す回転数は5800rpmぐらいに設定しましたので、鳴り始めてももうちょっとだけ頑張れるんです。今回、一度だけレブに当ててしまいましたが(笑)もしこのブザーが無ければもっと当ててたと思います。

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