2009年10月21日、27インチiMacと同時に発表されたMagic Mouse。10月29日にヨドバシカメラに予約。2日後の31日に入荷の連絡があり、今日、受け取ってきました。
iPod nanoと同じようなケースに入ってます。
見た目は完全にマウスとは思えないし、薄っぺらくて使い勝手も悪そうに見えるのですが、なかなかどうして使い勝手、悪くないです。
MacBook Proにも合いますね。
Magic Mouseの持ち方は、ちょうど中央部分を親指と小指を軽く添える「つまみ持ち」です。厚さが異常に薄いので手のひらにマウスが触れず、これはつまり「かぶせ持ち」ができないことを意味します。普段から大きめのマウスを使って「かぶせ持ち」をしている人にとっては、絶対に許せない使い心地だと思います。私は現在、ロジクールのM555bという比較的小さいマウスを「つまみ持ち」で使っているので、移行は容易でした。
とはいえ、こんな斬新なデザインのマウスですから、違和感は多かれ少なかれあると思います。いきなり違和感なく使える人は世の中にいないのではないでしょうか。私もヨドバシカメラの27インチiMacの前で、30分ほどMagic Mouseの使い心地を確認してから予約を入れました。見た目だけで買わず、必ず店頭で触ってみてから購入するかどうかを判断してくださいね。
Bluetoothでペアリングを実行すると難なく使えるようになるのですが、それだけではこのマウスの最大の特徴であるタッチパッド方式のスクロールや2本指でのスワイプ機能が使えません。ソフトウェア・アップデートで、「Wireless Mouse ソフトウェア・アップデート」を実行してください。
67MBですから比較的大きなアップデートを実行すると、設定できるようになります。
慣性スクロールは秀逸ですね。これだけでこのマウスを手放せなくなります。ただし、私が数年前から使っているロジクールのマウスでは、マウスのホイールをはじくと数秒回り続けるフリーホイール機能、つまりメカ的な慣性スクロールが実現できていましたので、その機械仕掛けが電子仕掛けに変わったとでもいいましょうか。
ロジクールのフリーホイールは、指をはじく力で最大7秒ほど周り続けますのでより長い慣性スクロールが可能ですが、Magic Mouseではそれほど長い慣性スクロールは不可能です。ただし、通常のWebページなどの閲覧において、スクロールで困る場面はないようです。
2本指のスワイプに関しても若干慣れは必要ですが、多少練習すれば無意識に操作できるようになります。私は、「xGestures」(Mac)や「かざぐるマウス」(Win)というマウスアプリケーションをインストールして、左右クリックの組み合わせでWebブラウザの「戻る・進む」の操作をしていましたが、Magic Mouseではそもそも左右クリックの同時押しは不可能ですので、必然的にこの2本指スワイプに移行するしかありません。
問題は、MacとWinでこの「戻る・進む」動作が変わってしまうことですかね。早くMagic Mouse用のWindowsドライバが出てほしいものです。
Magic Mouseを使い出して気になったのは、ポインタ移動速度が遅いこと。これは以前のApple Mouseからの問題ですね。これについては、MouseZoomを入れれば解決です!
ってことで、Magic Mouse、買いです!!
Magic Mouse ゲット