金銭消費貸借契約で無事ローンの契約が完了し、今度は土地の決済になります。つまり、地主さんと向かい合って、お金を渡して、土地の権利書をもらう、という処理。
銀行の一室で実施したのですが、とにかく物々しい。テーブルには、地主さんと振込先の銀行の営業さん、測量会社の社長、私がお世話になった不動産屋さん、そして司法書士の先生が囲みました。
私は言われるがまま、銀行の出金用紙、数枚に金額やら名前やらを書いて捺印。このテーブルを囲む人すべてが詐欺グループだったら、言われるがまま騙されるよなぁ、と考えながらもひたすら出金用紙を記入。通帳と出金用紙を銀行の担当者に渡して出金手続き。この手続きがとにかく長い。30分ぐらいだったと思いますが、物々しい雰囲気に押されて数時間にも感じました。
出金が完了すると、地主さんから代金の領収書をもらうと同時に、司法書士の先生に言われる箇所に実印を押して完了。なんだか良くわからないまま、あれよあれよという間に終わってしまいました。土地の権利書などは、司法書士事務所から後日発送されるそうです。いままで経験したことがない桁の金額が入金され、すぐに出金されたことを示す数字が印刷された通帳を見ると、これから数10年がんばらなきゃあなぁ、というあきらめにも近い感慨深い気分になります。
SIGMA DP1s
土地決済 完了