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ハウスメーカ 決定

相変わらず週末は住宅展示場に足を運んでおりますが、数週間前から展示場内のモデルハウスの「はしご」はしておりません。展示場に着くなり、ある決まったモデルハウスに一番近い駐車場にクルマを停めます。つまり、家を建てるんだったらこのハウスメーカにお願いしようという部分はすでに固まっているからです。そのハウスメーカは、
旭化成ホームズ、いわゆるヘーベルハウス!
住宅に詳しい方ならご存じかと思いますが、おそらく数あるハウスメーカの中でも坪単価が一番高い部類に属するハウスメーカです。実際、モデルハウスをはしごしているときにいくつかのメーカに見積もりを作成してもらいましたが、やはり相当高い部類でした。
ヘーベルを選んだ理由は以下の通り

  • 鉄筋コンクリート
  • 60年長期優良住宅
  • メンテナンスが安い
  • 燃えない
  • 室内の仕上げが良い
  • 独自の不動産ネットワークがある
  • お宅見学会が頻繁にあった
  • 営業さんの対応がすばらしい

鉄筋コンクリートに関しては単なる好みです。四角い角張った外観の家が好きだということもあります。メンテナンスに関しては各大手ハウスメーカもうたっていまして、ヘーベルがダントツで良い、というわけではありませんが、満足できるレベルです。一番お金がかかる外壁の塗り替えに関しては、30年必要ないと言っていますが本当かどうかはわかりません。
燃えない、っていうのは、空気をたくさん含んだスポンジのようなコンクリート板を使うことで、外からの火を完全にシャットアウトするということ。これに関しても各ハウスメーカはいろんな説明で自分の良さをアピールしたり、中には名指しで他社の弱点を攻めつつアピールするメーカもありましたが、ヘーベルも悪くないかな、と。
モデルハウスをはしごしているときに注目したのが、壁やフローリング、階段などの合わせ部分の精度。私がクルマを選ぶ時も気にして見る部分です。クルマで言えば、ボンネットやドアの合わせ、樹脂と板金部分の合わせ、内装の質感などです。
ヘーベルのモデルハウスは、この点に関してほとんど文句の付けようがないレベルでした。モデルハウスだから当たり前だろ、と思われるかもしれませんが、モデルハウスの中には階段に隙間があったり、部屋と部屋のつなぎ目で数mm段差があったりと、結構酷いメーカも存在します。この辺は、ヘーベル、さすが高いだけある、と言ったところでしょうか。
私は土地から探しているところですが、当初、街の不動産屋やインターネットで検索したりもしていましたが、現在はヘーベルから紹介してもらったヘーベルの看板を持つ不動産屋にお世話になっています。この不動産屋さん、良くも悪くも、ヘーベルが建てられる土地しか紹介してくれません。古い地下駐車場のような土地はNG。いくらヘーベルが地震に強い家とはいえ地盤から崩れてしまったらダメ!と、さすがヘーベルの看板を掲げているだけあって変な土地は絶対に紹介してくれません。
もちろん、私がインターネットで見つけた土地にもアドバイスしてくれるし、ヘーベルのお抱えとは言え街の不動産屋でもあるわけなので、そのネットワークも活かしてあの手この手で協力してくれています。日々の打ち合わせも、ヘーベル営業さん、不動産屋さん、私たちの三者面談で行われることも、他のハウスメーカでは珍しいことだと思います。不動産屋がヘーベルの責任の上で仕事をしているというのが特徴だと思います。悪い点は、紹介してくれる土地の相場がどうしても高くなること、ぐらいでしょうか。これがイヤならヘーベル以外のハウスメーカを選べばいいのですから。
ヘーベルに出入りしてから2ヶ月で2回のお宅訪問会に参加させていただきました。今まさに建築中の現場、数日後に入居を迎えるできたてほやほやの新築、そして、去年入居したお宅、と、家を建てる流れを実感させる手法がすばらしいです。特に去年入居した方のお話などは参考になりますね。やっぱりヘーベルで建てたい!!と強く思わせます。言い方を変えると、まんまとヘーベルの思惑に乗っちゃった、ということなのかもしれませんが…
感心するのが、これら訪問会、すべて同じ市内で企画構成されているのです。あるハウスメーカからは早朝から数時間のバスツアーの訪問会に誘われました…それでは敷居が高すぎます。
ヘーベルの営業さん、すばらしく仕事が出来ます。多くのハウスメーカの営業さんを見てきましたが、雲泥の差です。あげればキリがありませんが、私がインターネットで見つけた土地について、例の不動産屋さんに「あの土地、気になります」と一言伝えただけなのに、不動産屋さんからこの噂を聞いた営業さんは、数日後の打ち合わせまでに現地まで行って写真を撮ってきていました。
それだけでも「スゲー仕事早い!」と感心するでしょうけど、さらにその土地の登記簿から形状寸法を調べ、どんな家が建てられるか、ざっくりとしたプラン図面まで用意してあったのです。もちろんこの図面は営業さん自身が書くのではなくエンジニアが書くのでしょうから、営業さんがエンジニアを動かす力があるということ、私も同じエンジニアとして信じられないです。買うか買わないか分からない客の言った一言で営業から図面を書けなんて言われたら、私だったら断ります。結局、日当たりの悪さなどからこの土地はパスすることになりましたが、そういう検討も図面があったからこそ可能だったわけです。
この辺のフットワークの軽さは、先に述べた不動産屋さんとの連携も深く寄与しています。たぶん他のハウスメーカであれば、この一連の検討に2,3週間かかると思いますが、ヘーベルなら数日なのです。現在、自宅にはこのように作成してもらったA3のプラン図面がすでに数10枚あります。まだ買うと決めてないのに、ですよ?
10社近くのハウスメーカに足を運びましたが、自然にヘーベルにしか足を運ばなくなる理由がわかります。確かにヘーベルはハードウェア(家)も相当レベル高いですが、この営業さんや不動産屋さんとなら、人生で一番高い買い物につきあってもらっても良いかな、と思わせてくれます。
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SIGMA DP2 ヘーベルならこうはならない?!

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