Logicool M555bをゲットする前まで使っていたBluetoothマウス「Microsoft Bluetooth Notebook Mouse 5000(以下、MBNM5000)」は、M555bとほとんど同じ価格帯で、おそらく2大マウスメーカとしてバチバチ火花を飛ばしている感じですので、比較してみました。
大きさはほとんど同じ。ボタンの数はM555bが5ボタンなのに対し、MBNM5000は4ボタン(左右ボタン、ホイールボタン、サイドボタン)。ボタンの数は互角ですが、ブラウザの「戻る」でサイドボタンを多用している人にとっては、MBNM5000の方が好みかもしれません。M555bはサイドボタンがありませんので。
左右ボタンのクリック感は、かたやLogicool、かたやMicrosoftって感じで好みが分かれると思います。私はクリック感がしっかりしているLogicoolの方が昔から好みです。
ホイール機能に関しては、M555bが圧勝。MBNM5000はいわゆる普通のクリック感のあるホイールなのに対し、M555bは「Hyper-fastスクローリング機能」という、クリック感ありとなしをホイールを押し込むことで切り替えることができます。私は、MX Revolutionを使い始めた3年前からLogicoolのフリーホイール(ホイールが数秒間惰性で回り続ける)にゾッコンですので、M555bでもフリーホイールモード固定で使っています。
MBNM5000はホイールボタンがあるのですが、ホイールスクロールする時に誤ってホイールボタンを押してしまうことが散発します。ホイールボタン押下力が少なすぎるような気がします。
電池は、M555bが単3が2本、MBNM5000は単4が2本。どちらもeneloopが使えるので、ハンドリングは問題ありません。MBNM5000はeneloop電源ONっぱなしで1ヶ月程度は持つようです。たぶん、M555bも同じぐらいの電池の持ちだと思います。
この写真が、M555bとMBNM5000の一番大きな違いを表していると思います。MBNM5000は無駄?に中央が盛り上がっているのです。この盛り上がり方は「かぶせ持ち」(参照エントリ:Logicool M555b レビュー (vs MX Revolution)[2009/08/06 22:00])をさせたいのかなとも思うのですが、それにしては全長が短すぎるためにかぶせ持ちをしようとも手が余ってしまい、うまくいきません。かといって、なぜかつまみ持ちはシックリこないのです。反面、M555bをつまみ持ちするとシックリくる。なぜか?
M555bとMBNM5000をそれぞれ持ってみて比較してみたところ、どうやらつまみ持ちで重要なのは、薬指、小指の配置と、小指の付け根部分のようです。つまり、つまみ持ちは親指、薬指+小指、そして小指の付け根の3点支持で安定するようです。
MBNM5000は小指の付け根がマウスにあたらないので、つまみ持ちをした場合、親指、薬指+小指の2点支持となってしまうため、安定しないようです。
私にとって、M555bの圧勝! すでに2台持っていますが、価格も安いのでもう一台ぐらい買ってしまいそうな勢いです。
Logicool M555b vs Bluetooth Notebook Mouse 5000