先日(34nm版Intel製SSD ゲット[2009/07/25 00:00])購入した、Logicool Bluetooth Mouse M555bですが、使い心地が相当気に入ったのでもう一台ゲットしてしまいました。その結果、約3年使い続けてきたMX Revolutionを土俵上から引きずり下ろし、M555bがメインマウスの座を獲得しました。なぜそんなに気に入ったのかをちょっと検証してみました。
大きさは見ての通り全く違いますが、重さはMX Revolution(Bluetooth版)が146g、M555bは116g(単3電池2本込み)と、30gしか違いません。M555bは小さい割に重たいマウス、ということが言えるかもしれません。
マウスの持ち方も異なります。MX Revolutionは手のひらをかぶせるように使う「かぶせ持ち」、M555bは親指と薬指でマウスをつまみながら使う「つまみ持ち」となります。どちらの持ち方がいいかは人それぞれ、好みによりますが、実は私はMX Revolutionを「半つまみ持ち」で使っていましたので、もともと「つまみ持ち」が好きなんだと思います。
MX Revolutionの安定感はこの裏面の面積の広さからもわかると思います。ただこの安定感ゆえ、つまみ持ちだけでは移動が大変なんですね。
分厚さも全く違います。MX Revolutionは、手のひらでかぶせやすい形状になっていますが、M555bは手のひらでかぶせるには高さが足りません。
あと、M555bにはMX Revolutionにあるようなサイドボタンやサイドホイールは一切ありません。M555bはホームページに記載されているように5ボタンマウスですが、その内訳は左右ボタン、ホイール左右チルト、そしてホイールの下の小さいボタンで5つ。ブラウザの「戻る」でサイドボタンを多用している方には辛い仕様かもしれません。私はブラウザの戻る、進む、閉じるなどの操作はマウスジェスチャーを使うので今までもサイドボタンはほとんど使っていませんでした。
M555bのホイールボタンは、ホイールのクリック(カリカリ or not)の切り替えになっています。この切り替えは電気仕掛けでなく、機械仕掛け。ところが、今手元にある2台のM555bで、このホイールボタンの重さが全然違います。片方は軽く押せば「カチャ」と切り替わるのに、もう片方は「ガッッチャ」と強めに押さないと切り替わってくれません。ただ、私は常にクリック感無しの方でしか使わないので、実害はないのですが…。
Bluetoothマウスの使い勝手で問題になりがちなのは、スリープからの解除時間が長いこと。マウスをしばらく放置したあとの最初のカーソル移動がもたつくというのは、過去にBluetoothマウスを使ったことがある人にとって、いやな記憶として残っているかもしれません。M555bのスリープ解除時間はとても短く抑えられているので(0.1~2秒ぐらい?)、全く問題ありません。MX Revolutionもスリープ解除時間はほとんどゼロだったのですが。この辺は、さすがマウス専門メーカという感じです。
M555bは電池が単3で、持ちが長い(カタログスペックで2.5ヶ月)のも良いです。MX Revolutionは、内蔵充電池でしかも2週間に一度程度充電が必要でしたので、電池切れで充電しなければならないときは別のマウスを用意する必要がありましたが、単3であればeneloopを入れ替えればいいだけなのでラクチンです。
ってことで、トータルでみてMX RevolutionよりM555bの方が私に合っていると判断したので、2台使っていたMX RevolutionをM555bに総入れ替えすることにしたというわけです。
ここ1年ぐらいで各社Bluetoothマウスの品揃えが充実してきました。私は、
- Microsoft Wireless Notebook Presenter Mouse 8000
- Buffalo BSMLB01Mシリーズ
- Bluetooth Notebook Mouse 5000
- MX Revolution Bluetooth(MX-5500添付品、単体販売無し)
を使ってきましたが、その中でもM555bは使いやすさ、コストパフォーマンス、質感で最高のBluetoothマウスだと思います。おすすめします!!