デジカメ

SIGMA DP2 開封

日曜日にゲットしたSIGMA DP2をやっと開封しました。若い頃は、何か家電製品を買ったら1分1秒でも早く開けないと気が済まなかったのですが、歳をとったせいかそういう勢いが無くなってきました。
写真を載せる意味はあまりありませんが、例によって開封式。写真はDMC-G1(JPG出し)です。
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DP1と同じ箱。この箱が一番、高級感をかもし出してるかも…
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CD-ROMは使うことはないでしょう。
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ストラップや充電器、ケーブル類もDP1と兼用するので開封しません。
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箱から取り出すのは、DP2本体と電池のみ。DP1では液晶画面部に保護フィルムが貼ってありましたが、DP2では張ってありませんでした。
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保護フィルムは、最近デジカメ用の保護フィルムの販売を始めたマイクロソリューション製。2枚ついて、さらにDP1/2接続USBケーブルもついて、998円と超お買い得。フィルムの品質もGood!です。
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DP1とDP2の比較。見たとおりレンズ部が大きいです。持った感じも、DP1に慣れているとDP2が一回り大きく重く感じます。
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液晶画面の比較。写真ではわかりにくいですが、左のDP1の方が全体的に黄色っぽく表示されます。(表示だけなのか、AWBの影響なのかは不明)
DP2の方がDP1に比べて全般的に動作がもっさり。電源ONから撮影可能までの時間やAF速度は、DP1の倍くらいの時間がかかる印象です。唯一速くなったと感じるのは、撮影後のSDカードへの書き込み速度です。東芝白のClass6 4GBを使うと2秒弱で書き込みが完了します。DP1は3秒弱かかります。ちなみに、SDカード書き込みが完了するまでに、あれこれ他の操作をするとフリーズするという報告が多数あげられているので、フリーズ問題が解消するまでは連射をしないのはもちろんのこと、焦らず、ゆっくり、じっくり撮影しようと思います。私はわざとフリーズを発生させる実験をするほどSではありません。。ちなみに室内で数10枚試写した段階で、フリーズは発生していませんし、発生する兆候もまったくありません。
AF速度が遅いのは、おそらくF2.8レンズになり被写界深度が浅くなったことによるピント精度向上や、レンズが大きいことによるフォーカシングレンズの移動トルク・移動量が大きいことが原因なのかと思います。実際、DP2のAF動作は、何か重たい物を動かしているような「ゴロゴロロ」という音がDP2の方が大きいです。
DP2を触っていると、ほんの10分ほどで本体全体がほんのり暖かくなってきます。これは撮影無しのAF動作のみで発生します。DP1ではそんなことは無かったので、気になるところです。
DP2の新ユーザーインタフェースは、DP1ユーザとしては若干困りものです。DP1ユーザからのフィードバックを盛り込んだ結果なので、ユーザを大切にするSIGMAらしく喜ばしいことなのかもしれませんが、DP1ユーザからすればそこまでガラッと変えなくても…、と言いたくなります。DP1発売当初は、ISOの変更やフォーカスポイントの変更もメニューの奥深くに入り込んでいて使い勝手最悪でしたが、ファームウエアバージョンアップで、これら機能がズームボタンに割り当てられるようになってからは、ほとんど問題無く使ってくることができました。これからしばらくはDP1とDP2の両刀遣いになるのですが、このユーザーインタフェースの違いに戸惑うことになりそうです。
まだ室内だけでしか試写できていませんが、F2.8のボケを味わいたくて撮ってみました。F2.8のレンズを搭載したカメラを手にするのは本当に久しぶり(EF70-200mmF2.8L IS以来)なので、このとろけるようなボケにうっとりしています。
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SIGMA DP2 RAW-SPP現像
※Lightroom2.3で、DP2のRAWファイルを取り込むと全体が緑になってしまい全く現像できません。2.4に期待です。

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