新Mac miniに乗り換えたことで嫁に出すことになったMacBookProが、無事嫁ぎ先が決まり旅立っていきました。Bluetooth問題でアンダーシャシーとキーボード、バッテリ以外はほとんど交換されたMacBookProで引き取り手があるのかどうか心配でしたが、新しいユーザーさんも喜んでくれていてホッとしています。
MacBookProがいなくなって改めて感じたのが、「机の上が広くなった!」です。MacBookProが机の上を陣取っていた頃は、VAIO typePすら机の上に置くのが厳しかったのですが、今では余裕で同時使用ができます。Windowsマシンであるtype Pの同時使用が可能になったことで、Mac miniにはBootcampでWindowsをインストールしなくてもいいかな、と思い始めてます。Windowsでやらなければいけない作業は、ほぼtype Pでカバーできます。
さて、Mac miniを1週間使い続けてみて驚いたのが、ほとんど熱くならないことです。iStat MenuでCPU温度やFAN回転数を常時表示させていますが、室温22度でCPU温度は46~48度、FAN回転数はずっと1500rpmです。本体が熱くならないばかりか、FAN送風口から熱風が出てくることもありません。MacBookProやiMacの時は、PhotoshopやLightroomなどのちょっと重たいアプリケーションを動作させるだけでFAN回転数が上がり、CPUやGPUの温度が80~90度になり、HDD温度も心配になるぐらい熱くなっていましたが、Mac miniではそんなことが全くないのです。
ただ、掲示板などで見ているとCPUが標準の2.0GHzモデルではCPU温度がすぐ80度まで上がってしまう(のに、FAN回転数があがらない)というような書き込みが散見されますので、もしかしたら2.26GHzモデルだけ熱くならないとか?常識を覆すこの不思議な現象に、素直に2.26GHzモデルを買って良かったと思っています。
新MacBookProの時のようなBluetooth切断などは皆無だし、スリープからの復帰失敗も皆無です。スリープさせるときはキーボードのCommand+Option+Eject押下、スリープ解除の時はAppleRemoteの再生ボタンをチョンと押すだけです。予期せぬスリープ解除を防ぐため、Bluetoothキーボード・マウスからのスリープ解除はあえてOFFにしてあります。
せっかくデュアルディスプレイに対応したのだからもう一台モニタが欲しくなりますが、今使っているLCD2690WUXiの色再現性が良すぎて、下手なディスプレイ買ったら不満ばかりが募りそうなので二の足を踏んでいます。お金があれば後継機のLCD2690WUXi2が欲しい所ですが、普段使い用としてsRGBのLCD2490WUXiでも十分かもしれませんね。
とにかく、新Mac miniの完成度があまりに高すぎて、逆に面白味が足りないほどです。私がMacに求めていた条件は、
- Core2Duoであること
- メインメモリが4GB搭載できること
- 外部DVI接続できること
- LCD2690WUXiのハードウェアキャリブレーションができること
- デュアルディスプレイできること
- 不具合がないこと
ですから、新Mac miniは、はじめてすべての条件を満たしてくれたのです。先日まで使っていたMacBookProのBluetooth問題がなかなか解決しないときはメインマシンをWindowsに戻そうかな、ともフッと考えたこともありましたが、新Mac miniを手にしてやっと答えが見つかった、という達成感でいっぱいです。