音声通話用にSH-04Aを購入したので、今まで1年以上使っていたP905iはデータ通信専用端末として第二の人生を歩んでもらいます。
ゼロインストール機能で、PCによっては使えないL-02Aから、白いSIMカード(FOMAカード)を抜き取り、P905iに刺します。
P905iとVAIO type PをBluetoothペアリングをします。P905iのBluetoothメニューで「ダイヤルアップ登録待機」を選択した後、type P側で「ワイヤレスデバイスの追加」をします。
正常にペアリングが完了すると、type Pのデバイスマネージャに、「Bluetoothリンク経由の標準シリアル」「Bluetoothリンク経由標準モデム」などがインストールされます。
COMポートを直接叩けるターミナルソフトを使って、P905iの中に接続先(APN)の設定をします。私はTeraTermを使いました。Bluetoothモデムに割り付けられているCOMポート(この場合はCOM11)を開いて、ATコマンドを使って自分が接続したいプロバイダのAPNを登録します。
私は2番にIIJmioのAPN設定をしました。
あとは、Windows標準のダイヤルアップ設定をすればOKです。番号は上記で登録したAPN番号にしてください。(私の場合: *99***2#)
Bluetoothペアリングさえ完了してしまえば、ドコモのコネクションマネージャーを起動すれば、L-02Aだろうが、USB接続のP905iだろうが、Bluetooth接続のP905iだろうが認識してくれます。TeraTermなどを使わなくてもAPN設定が可能ですから、心配な方はコネクションマネージャーを使った方がいいかもしれませんね。
Bluetooth経由だと、速度は数100kbps程度しかでません。
ただ、電車などでL-02AやUSBケーブルを接続する手間が面倒な場合でも、P905iは取り出すことなくバッグやポケットの中に忍ばせておけば、すぐに接続することができます。超便利!!
このBluetooth接続を応用すると、P905i経由でWindowsMobileマシンであるWILLCOM03をネット接続できます。(もちろん定額データプランです)
WILLCOM03とP905iをBluetoothペアリングして、モデムにBluetoothを選択、番号を*99***2#にするだけです。WILLCOMを解約してW-SIMを抜き取った後のWILLCOM03をネットマシンとして活かすことができます!
type Pから、はたまたWILLCOM03から、P905iを介してネットすることができ、どちらもP905i本体の操作は一切必要ありません。バッテリ残量さえ気にしておけば、P905iはただ、バッグの中に有りさえすればいいのです。
この便利さ、一度体験してもらいたいです。
P905i で定額データプラン