別冊SIGMA DP1特集

日本カメラ2008年6月号、買いました。

目的は別冊SIGMA DP1特集!!20ページぐらいの薄っぺらい冊子ですが、内容は結構濃いです。ありがちな提灯持ちの記事ではなく、実際にDP1を購入したプロカメラマンたちが、それぞれのDP1への思い・感想を語っていたり、よく使う撮影設定が紹介されていたり。
ただ、SIGMAエンタビュー記事はちょっと不満。マーケティングの人ではなく、エンジニアの人にインタビューしてほしかった。特に、開発当初はRAWでもレスポンス良く撮影できていたものを、泣く泣くレスポンスを捨てて画質を優先した、というくだりは、もう少しどのような画像処理をしているのか聞きたかった。RAWで撮影していると、SDカードに書き込みし始めるまで(LEDが点滅しはじめるまで)の時間がとても長いのです。いくら高速SDカードを持ってきても、そこの時間は縮まらない。DP1のレスポンスが悪化している最大の理由なんですから、そこをもっとかみ砕いてわかりやすく説明して欲しい。
素人考えですが、JPG撮影ならまだしも、RAW撮影であれば、撮像素子から出てきたデータはできるだけそのまま記録して、味付けはPCソフトウェアに任せるべきで、カメラ内で時間をかけて処理をする必要性がイマイチ分かりません。
期待できるのは、今月中に実施すると公言している機能向上ファームアップと、クローズアップレンズ。特にクローズアップレンズは買ってしまうだろうなぁ。。
なんかすっきりしない、心にわだかまりが残る記事でした。