デジカメ

DP1ファームウェアバージョンアップ

SIGMA DP1と、RAW現像ソフトウェア「SIGMA PHOTO PRO」がバージョンアップしましたので、早速、適用してみました。
まずは、DP1本体のファームウェアから。SDカードにアップデートファイル(.binファイル/8MB)を書き込み、DP1本体からファームウェアのアップデートを実行するだけ。「アップデート実行中。」というメッセージが点滅したまま待つこと2分くらい。途中「失敗したかな?」と不安なるのに、ちょうどよい時間です。アップデート完了すると、自動的に電源が切れますので、再度電源ボタンを押して、無事立ち上がり、ファームウェアのバージョンが1.01になっていることを確認して、ようやく安心できます。
ちなみに、設定はリセットされてしまったようです。メニューが英語になっていましたが、時計はリセットされていませんでした。念のため、再度リセットをして、無事完了。
次にRAW現像ソフトウェア「SIGMA PHOTO PRO」のバージョンアップです。私はMAC版なので、3.1→3.2になります。こちらは問題なく終了。
SPPをバージョンアップすることで、周囲の緑かぶりが改善するそうですが、私は特に緑かぶりで困っておりませんでしたので、どちらかというと赤のマゼンダ色転びが改善してくれたら、という期待をもっておりました。
SPP3.2で過去に撮影したRX-8の写真を開いてみると…
「改善してる…?」
SPP3.2で表示させた赤のRX-8のボディーはマゼンダに転ぶこと無くほぼそのままの赤で表示されています。うれしくなって早速現像。喜び勇んで現像したあとのJPGファイルを、Macのプレビューで開きました。すると、例のマゼンダRX-8が表示されました…あれ?
並べてみるとこんな感じです。右がSPPの表示。左はJPG現像して、プレビューで開いたもの。
080413_SPP01
表示だけ改善していて、現像後が変?とにかく、何かが変です。
JPGファイルの方の埋め込みプロファイルの相違も疑いましたが、JPGファイルの方はきちんとMac上でsRGB色空間で認識されています。シグマに問い合わせてみようと思います。

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