マクロ撮影時にイメージサークルの外側で生じるボケがどうしても気になったので、たまたま出張で銀座に行く機会を利用して、銀座のサービスセンターに足を運びました。
受付は女性でしたが、GR DIGITAL2を見せると、即「担当の者を呼びます。」しばらくすると上階から男性が降りてきました。あらかじめ撮っておいた画像を見せると、「チャートを撮影して調べてみます」と、上階に戻っていきました。
待つこと10分。銀座のサービスセンターには歴代のリコーのカメラが展示してあり、時間をつぶすのは容易でした。
男性が降りてきて、早速撮影したチャートのチェック。約2mの距離から撮影したチャートを確認すると、周辺まできっちり解像しており、男性曰く「どちらかというと優秀な部類です」と。見せてもらったチャートは、よくカメラ雑誌にでてくる放射形状で細い線がどこまで読めるか、という奴でした。
つぎに、A4用紙いっぱいに、マス目とその中にA1,A2…B1,B2…などと印刷されたものを約20cmの距離から撮影したものを確認すると、特に下から2行目ぐらいまでボケが発生しているのが確認できました。ただ、リコーの基準では、このA1,A2…の文字(Microsoft Wordで言えば10ポイントぐらいの文字の大きさ)が読めればOKとしているようで、「まぁ基準内ですね。」とのこと。
ここまで確認してくれたのだから納得しました。また、2m以上離れれば四隅までしっかりと解像する素性の良いGR DIGITAL2といいこともわかりました。
ただ、これが本当にGR DIGITAL2の実力なんですかね?
EOS-1DMark2 + EF17-40mmF4L
リコー銀座サービスセンターにて