ここに書いたかどうかわかりませんが、私のCaplio GX100にはレンズに比較的大きな気泡があります。私はあまりレンズの気泡を気にしない方なのですが、売却を前提にするとこの気泡がマイナス要因になりかねないので、RICOHの「たくはいサービス」を使った修理を、現在依頼中です。
レンズの気泡と言うのは多かれ少なかれ発生するということはわかっておりますし、きっとメーカごとの出荷基準に基づいてOKと判断されたものが世に出回っているのでしょうけど、リセールバリューに大きく影響する要因でもあり、ユーザーにとっては非常に悩ましい問題です。今回、Caplio GX100の修理を依頼したものの、本来は購入後すぐに修理または交換を依頼すべきであるし、「仕様範囲内で問題ありません」と、何も処置されずに戻ってくる可能性も大いになると思いますが、それであれば仕方ないと思っています。ちなみにその気泡は肉眼で確認可能で、大きさは正確に測定できませんがおそらく0.05mm以下と推測します。ルーペで見ると綺麗な真円のクレータのように見えるため、ぶつけてできた傷とは異なるのは一目瞭然です。
さて、ここまで褒め称えるのはいかがなものかとは思いますが、GR DIGITAL2は本当に良くできたデジタルカメラだと思います。今までコンパクトデジタルカメラを買うと、少なくとも数カ所は「こうだったらもっと良いのになぁ」と思う箇所があるのですが、GR DIGITAL2に関しては今のところ、そう思うことが皆無であると言ってしまって過言ではないと思います。
一番大きいのは、RAW画像の記録時間を気にしなくて良いということ。コンパクトデジカメでこんなに気持ちよくRAW撮影ができてしまって良いのでしょうか?SDカードへの記録時間もCaplio GX100より格段に早くなっており、比較的高速なTranscendの150倍速2GB「TS2GSD150」を使うと、RAWの記録時間は2~3秒程度です。比較的低速なTranscendのSDHC Class6の4GB「TS4GSDHC6」でも3~4秒程度。実はこのClass6のSDHCカードはCaplio GX100のRAW撮影ではあまりに遅くて(撮影するごとに10秒弱待たされる)使えなかったのですが、GR DIGITAL2では常用できます。
Caplio GX100
GX100のレンズの気泡