※この記事は、2016年11月に執筆しています。
自宅で24時間稼働のサーバを動作させていると、年に1,2度発生するのが再起動失敗やフリーズによって自宅に帰るまで稼働が停止してしまうトラブルです。
現在、Webサーバやメールサーバは動作させてないため他の方に迷惑をかけることはないのですが、個人的に困るのがテレビとラジオのタイマー録画、録音が停止してしまうことです。
これを対策するために、数年前からリモートスイッチ(外からネットワーク経由でAC100VをON/OFFできる装置)を探していたのですが、当時は業務用で価格が高く手が出ません、もはや自作しかない、と思っていた時期もありますが、ここ数年、仕事が忙しくなってしまいそれも保留となっていました。
そんな矢先、リモートデスクトップでサーバを操作していたところ、誤って電源OFFしてしまい、どうしても録画したかったドキュメント番組を取り損ねてしまいました。
サーバ自身はすごく安定しており(導入したのは、2011年なので5年間連続稼働中)、勝手にフリーズしてしまうようなことはほとんど無いのですが、一番の問題は自分の操作ミスを防げないこと。。恥ずかしながら
何とかしようとAmazonを調べてみると、belkinからWeMo INSIGHT SWITCHというリモートスイッチがすごくお手頃な価格で売り出されていることを発見!
どうやら日本国内では正式に販売されていない製品のようですが、マーケットプレイス経由で輸入品が7000円弱で購入できるようなので、早速ポチってみました。
差し込み口が北米仕様ですが、
こんな風にすれば使えます。
INSIGHT SWITCHは、自分でWiFi接続して、外部からコントロール可能です。安定性を考えるとWiFiよりワイヤードLANが良かったのですが、数千円ですから文句は言えません。
INSIGHT SWITCHのON/OFFは、iPhoneのAppから行います。自宅LANからはもちろん、モバイルネットワークからもON/OFFが可能ですが、モバイル経由だとbelkinのサーバー経由のコントロールとなるため反応が悪くなります。
早速サーバーに接続してみたのですが、非常に良いです。一番気にしていたのが、勝手にOFFになったり、瞬断したりすることがないか、ということですが、皆無です。
試しに、外出先からリモートデスクトップでわざとサーバー電源OFFしてみましたが、INSIGHT SWITCHでOFF→ONすればサーバーが再起動することを確認しました。ただし、BIOSから電源供給→自動電源のオプションをONにする必要があります。
このINSIGHT SWITCHで唯一救えないのが、自宅のWiFiルータ(Apple AirMac Extreme)がフリーズして、かつサーバがフリーズした場合ですが、幸いAirMacも非常に安定しているので、心配には及ばないのではないかと思っています。
後日談
外出先からINSIGHT SWITCH Appを立ち上げたところ、ファームウェアのアップデート画面が出たので、あまり深く考えずに「はい」ボタンをクリックしたところ、サーバの電源が強制OFF!
INSIGHT SWITCHファームウェアアップデート中は電源がOFFしてしまうようなので、サーバーをシャットダウンしてから実行する必要があります。
↓結構オススメです。
[自宅サーバ] WeMo INSIGHT SWITCH 導入