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[日産リーフ] ステアリング交換 + ステアリングスイッチ自作

シートを BRIDE STRADIA II SPORT に交換し、希望のポジションを手に入れたら、次に気になるのがステアリングの遠さ。リーフはテレスコ機構がついていないため、ステアリングを前方に出すことができません。(たとえテレスコがついていたとしても、希望する位置までは動かないのですが…)
そこで、ステアリングを交換しボススペーサーを使うことで、ステアリングを出来るだけ前に出そうと考えました。
ステアリングボスはワークスベル製のニッサン633型、ボススペーサ30mmを購入して、約15,000円。あぁ、小遣いが飛んでいく、、
まずは純正ステアリングを取り外します。何度も実施している作業なので慣れていますが、エアバッグを取り外す際はバッテリマイナスターミナルを取り外し、万全を期します。
エアバッグはトルクスねじ2本、さらにねじロック材でがっちり止まっていますので、外すのに一苦労。トルクスレンチは星形の溝の真ん中にへこみがある専用のタイプが必要なので、「エアバッグ取り外し用」として売っている物を購入する必要があります。
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エアバッグを動かすと、3つのコネクタがあります。エアバッグ用、ステアリングスイッチ用、そしてステアリングヒータ用です。ステアリングを交換すると、これらすべての機能がすべて失われます。それがいやな人はステアリング交換はしない方が良いです。
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コネクタをすべて外します。
ここで一つのアイデアを実行します。ステアリングスイッチの自作です。特にリーフにおいて、ECOモードスイッチとオートクルーズ機能は絶対必要。であれば使えるようにしようじゃないか、と考えたのです。
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配線図集にはステアリングスイッチ内部の回路が載っていますが、それぞれの抵抗値がわからないので、取り外したステアリングスイッチの抵抗値を、各ボタンをポチポチ押しながらテスターで実測します。
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実測した抵抗値を元に、スイッチ回路を自作します。
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1時間ほどで完成。スイッチや抵抗、基板はすべてストック品を使いました。(大概の電子部品はストックがあるので、買いに行かなくて良いのです。)
抵抗でそのものずばりの値がないものは、誤差10%以内であれば目をつぶって、それ以上の場合は2つの抵抗を組み合わせました。
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大した回路ではありませんが、できるだけスズメッキ線のフォーミングだけでパターンを形成しました。
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ここで純正のステアリングを取り外します。19mmナットです。スピンナハンドルですんなり外れました。(実はステアリングナットは高トルクで止まってないです)
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自作したステアリングスイッチを接続します。
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自作したステアリングスイッチはタイラップで仮止め。理由はこのMOMOのステアリングホイールがすでにボロボロなので交換予定であることと、ステアリングスイッチをLED内蔵品で作り直す予定があるから、です。夜になるとボタンの位置が見えないので
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ステアリングスイッチケーブルは、ステアリングボスの脇にドリルで穴を開けて通しました。
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ボススペーサは30mm。ただ、これでも少し足りない感じです。
ステアリングの直径は37.5cm→35cmになったのと、エアバッグがなくなって軽くなったことで、ステアリング操作のダイレクト感が良い感じです。運転が楽しくなります。
ポジションは30mmスペーサで良くなりましたが、あと20mmぐらい前に出してもいいかも。ただウインカーレバーが遠くなるのでやめておいた方がいいか。
あ、もちろん、自作したステアリングスイッチは完璧に動作しております。

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