シートを BRIDE STRADIA II SPORT に交換し、アイポイントもガッツリ下がって満足しているのですが、唯一残念なのがシートヒータがなくなってしまったこと。私自身、シートヒータの恩恵を受けたのはリーフが初めてなのですが、思った以上に体がポカポカして気持ちが良いので STRADIA II SPORT 交換後もなんとか使い続けたいと考えていました。
純正シートをバラしてヒータを摘出することも考えましたが、純正シートをバラすとリーフを手放す際に困るのでできません。調べてみると、汎用のシートヒータ単品を販売しているショップを発見。早速、オンラインショップで購入しました。
キャストレード 車載用 汎用後付型シートヒーターキット CSH-U100 という製品です。
http://www.castrade.co.jp/product/caracc_csh-u100.html
ヤフオクに出品されているのも、このメーカの製品です。後付けのシートヒータは、この1製品しか見つけられませんでした。
純正シートヒータのスイッチをそのまま使えるかどうか、配線図集で確認。使えそうなのでコネクタを取り付け。
試しにリーフに取り付けてみたところ、Low/High共に所定の電圧が印可されることを確認しました。Lowは2枚のヒータそれぞれに半分ずつの電圧(6~7V)が印可され、Highはヒータそれぞれに13Vが印可されます。
動作の確認ができたので、早速、STRADIA II SPORT へ埋め込み開始。
STRADIA II SPORT は、座面と背もたれ部分のクッションがマジックテープで固定されており取り外しが簡単ですので、シート本体を下ろさずに作業することができました。
背もたれのクッションですが、中身のスポンジが接着剤でベッタリ固定されてしまっており、剥がすのに難儀しました。
結局、中身のスポンジは粉砕。スポンジを買いにホームセンターに行く羽目になりました。
座面のスポンジはなんとか形状を保ったまま摘出できたので、流用します。
座面のスポンジの大きさに合わせて、ヒータをはさみでチョキチョキ。
座面のスポンジに両面テープで貼り付けて、クッションの中に納めます。
スポンジが粉砕した背もたれ部分は、ホームセンターで買ってきたスポンジを組み合わせて形を整えました。
上下でスポンジの堅さを変えてみました。腰が当たる部分は高反発の堅めのスポンジにしてみました。(効果があるかは不明。。)
背もたれ部分のスポンジにシートヒータを貼り付け。
ぴったり収まりました。
リクライニングシートなので、ヒンジ部分の隙間からハーネスを引っ張り出すことができました。
コネクタとハーネスを、シートレールのステーにタイラップで固定。シート前後移動、リクライニング前後で、ハーネスが引っ張られないことを確認して完了です。
なお、コネクタ部分だけを固定すると、シートの前後移動などによってコネクタ根元で断線するため、必ずハーネスも固定しなければなりません。
見た目は何も変わらないように見えますが、クッション部分が若干厚みが増しています。背もたれ部分のスポンジの堅さを変えたので、ランバーサポートが強めになった感じはしますが効果は不明です。
早朝の寒い時間帯に試乗してみましたが、性能は純正シートヒータと遜色ありません。LowとHighの温度調整もほぼ同じ感覚です。
シートヒータとスポンジで1万円弱の出費でしたが、大満足です!
[日産リーフ] BRIDE STRADIA II SPORT にシートヒータ埋め込み