WindowsノートPCに、2年ほど前に搭載したIntel SSD X25-M 80GB(50umプロセス)ですが、最近アクセスが集中した時にプチフリのような症状が多発してきました。時には1分ほど無反応になることも。昔からIntel SSDはプチフリは発生しないと言われていますが、私の環境では、時々、数10秒~1分程度のプチフリが発生します。
最近、一気にSSDの価格が下がってきて、Intel SSD 320シリーズの80GBも1万円ちょっとで購入できるようになりました。2年前のX25-M 80GBの半値以下です。そこで、第3世代と呼ばれるIntel SSD 320 80GBをゲットして、第1世代X25-M 80GBと比較してみました。
Amazonで購入しました。
最近のAmazonでは、PCパーツもアキバ価格で買えるようになってきたので、ますますアキバに行く機会が減っています。
上が約2年使った第1世代Intel X25-M SSD。下が第3世代Intel SSD 320。
まず、X25-Mのベンチマーク結果から。
今見ると、ライトスピードが相当控えめです。。これでも当時は相当速かったのですが。
Intel SSD ToolboxというSSD管理ツール。初代X25-MはTrim対応していません。
総ライト量は2.62TB。意外と少ない。
次にIntel SSD 320のベンチマーク結果。X25-Mの環境をTrueImageを使って丸ごと移行していますので、フラグメント状況も全く同じですし、インストールされているアプリなども全く同じです。
リードこそX25-Mと同等ですが、ライトが大幅に改善しています。
当然、Trimも対応しているので、長期的な速度低下も抑えられると思います。
ベンチマーク結果以上に、Windows XPを使っている時の体感速度が全く違います。
X25-Mの時は、SSDへのアクセスが集中すると、プチフリが発生していなくても何かマウスカーソルがひっかかる感じがしていましたが、Intel SSD 320ではそれが全く感じられません。また、数10秒のプチフリも今のところ発生していませんし、発生するとは思えないほど動作が滑らかです。
同じIntel SSDでも、2年も経つとこんなに進化するのですね。
Intel SSD 第1世代(X25-M)と第3世代(320)を比較してみた