先日、アキバをうろうろしていた時に、あるお店でAPCのUPS(無停電電源装置)、中古のSmart-UPS 1500が山積みされているのを見つけました。価格は5,000円、しかも送料サービスと言うことで思わず衝動買い!!
なにせ重さが30kg近いのでハンドキャリーは不可能、普通に宅配便で発送すると3000円以上はかかるでしょうから、「送料サービス」という売り文句は衝動買いしてしまうことの十分な理由になります。
メーカーロゴはFujitsu、型番はFJ1500Jですが、つまりAPCのOEMです。
UPSには大きなDC12Vシールバッテリが内蔵されており、停電時は瞬時のそのバッテリからAC100Vを供給し、PCなどが停止することを防止してくれる機器です。
UPSを中古で買う場合、一番気になるのはこのシールバッテリの寿命。このバッテリが劣化してくるとUPSからエラーが発生し、バッテリを新品に交換するまで使えなくなります。問題はこのバッテリの価格。APCから購入すると40,000円程度、その他のメーカから購入しても30,000円程度と非常に高価です。中古のUPSが5,000円程度の価格で売りたたかれているのは、これが原因です。
では、なぜ私が今回迷わずこいつを購入したのか。それはバッテリの使用期間がわかったからです。UPS本体上部のメンテナンス記録欄に、2008年2月にバッテリが交換と記載されていました。つまりバッテリはまだ2年弱しか使われておらず、うまくすればあと2年ぐらいはそのまま使い続けられると考えられます。
このUPSは、USBケーブルでPCと接続し、PCに管理ソフトウェア「PowerChute」などをインストールすることで、UPSの情報や停電履歴、それから停電時のPCシャットダウンなどが可能となります。この「PowerChute」はAPCのオンラインショップにて10,000円ぐらいで販売されていますが、ヤフオクにて1,000円で落札できるので私もゲットしてみました。
このソフトウェアの紹介は次のエントリで。
UPS 無停電電源装置 ゲット