10/15におまかせロックがかかって、10/16にドコモショップでおまかせロックを強制解除してもらったP-09Aですが、約2週間後の今日、またロックがかかってしまいました。2回もおまかせロックされてしまうということは、ヤフオクでゲットしたこのP-09A、やっぱり何か曰わく付きの端末ということなのでしょう。ロックがかかったのを確認したのが夕方で、まだ近所のドコモショップが開いている時間だったので、前回のロック解除の際に持っていったヤフオク取引履歴を印刷した紙や元箱、保証書を持って近所のドコモショップへ。前回のロック解除で行ったドコモショップとは別のショップです。
前回と同じくおまかせロックの強制解除はできるが、どうしてロックがかかってしまうのかの調査はドコモショップではできないとのこと。そこをなんとか、と懇願すると、ドコモショップの女性店員さんがドコモ本部?に電話をかけてくれました。
まず、私のP-09Aでおまかせロックがかかってしまう理由がわかりました。この理由を書くと詐欺を助長してしまう可能性もありますが、詐欺を実行するのは社会的責任を失うほどの相当なリスクなわけで、やるのは勝手だけどそれなりの覚悟でね、ですし、我々一般人がヤフオクで携帯電話端末を買うことがこれらの詐欺を助長している可能性もあり絶対やめるべきだと思いましたので、あえて書きたいと思います。
今回は、ドコモの「ケータイ保障お届けサービス」を使った詐欺だそうです。このサービスは今使っているケータイが紛失や破損で使えなくなった場合に、5250円を負担することですぐに新しい携帯を届けてくれるサービスです。破損したケータイは送り返す必要がありますが、紛失したケータイは送り返せない、つまり、今使っているケータイを紛失したことにしてケータイ保障お届けサービスを利用すると、手元に新品の同じ端末が届く、そして紛失したことにした端末をヤフオクに出品したり中古店に持ち込む、ということらしいです。ドコモとしては、紛失した端末ですから情報漏洩を防ぐためにもおまかせロックをかける、これが今回私のP-09Aがおまかせロックがかかってしまう原因です。
このような詐欺をくわだてる人たちは放っておくとして、ヤフオクや中古ショップでケータイ端末を買う側の我々にとって、それが上記のような詐欺を経由して流出した端末かどうかを知る術はありません。もちろん違法性のない方法で新品のケータイ端末をヤフオクに出品する人もいるでしょうが、普通に考えて今のドコモの料金体系において、新品の端末をヤフオクに出品しても、もうけがでるわけがないのですからまずは疑いの目で見る必要があるでしょうし、ケータイ端末はヤフオクで買わない、を徹底した方が良いと思います。中古の端末に関しても、出品者がずっと使ってきたことを証明する元箱や保証書などがない端末は盗難や拾得の可能性がありますから、手を出さない方がいいと思います。
というわけで、ロックがかかってしまう理由がわかりました。次にこのロックの原因を根本的に取り除くことができるかどうか、ですが、基本的には「できない」とのこと。これは10月1日から開始された「ネットワーク利用制限の開始」のパンフレットにもはっきり明記してあります。この時点で泣き寝入り決定かな、と半ば諦めていたのですが、今回はヤフオクでの購入経緯が明確でかつ、購入相手の情報提供をすることが条件で特別に私の所有物として認めていただくことになりました。あくまで特別措置ですので別の機会に同じ事例が使えるとは限りませんが、もし同じようなことで困っている方がいたら、同じような条件で掛け合ってみる価値はあると思います。ヤフオクの場合は相手を売ることになりますが、私の場合ヤフオクの取引相手はすでにID抹消、電話ずっと電波の届かない場所…状態のため、喜んでドコモに情報提供させていただきました。
後日、ヤフオクでのやりとりした全履歴をドコモ本部にFAXします。この手の情報はドコモショップを経由してやりとりすることができないらしく、私が直接ドコモ本部にFAXしないといけないそうです。
ってことで、声を大にして言います。
「ヤフオクでケータイ端末を買うのはやめよう！」
SIGMA DP1s 横浜クイーンズスクエア17Fから窓ガラス越しに撮影
P-09A 再度おまかせロック そして解決