iPhone3GSを購入して二日。初代iPod touchを約１年半使い続けてきた私が感じたことです。ちなみにこのiPod touchは、自宅のトイレ(^^;;に常設しており、トイレでのWebブラウジングでほぼ毎日使って来ました。使うアプリケーションはMobile Safariがほとんどで、音楽やビデオ、Appなどには使っておりません。
- 耳にタコ、かもしれませんが、とにかく「速い」。iPhone3GSは、これに尽きます。Mobile Safariでどのページを開いても、初代touchの倍の速度で読み込み・描画が完了します。(体感ではなく実測です。) iPhone3GSに慣れてしまうと、touchには戻れなくなります。旧iPhone3Gを持っている人で、iPhone3GSを購入するつもりが無い人は、絶対に実機に触らないことをお勧めします。なお、私のtouchは1,200円を払ってOS3.0にバージョンアップしましたが、特に初代touchの人は1,200円払う価値は全くありません。初代touchにはBluetooth内蔵されていないためBluetoothオーディオは使えないし、何しろ2.2.1(だったかな?)時に比べて明らかに遅く、引っかかるような動作になってしまいます。1,200円返してもらいたい位です。
- iPhone3GSは、画面がサラサラで指紋が付きにくいです。実は現在、iPhone3GSにマイクロソリューションの保護シートを貼り付けてありますが、剥がそうかと思っています。保護シートには指紋ベタベタ、服の袖で拭くと今度は指紋の油が薄く伸びてギラギラ。別にマイクロソリューションが悪いわけではなく、保護シートというのは文字通り「液晶画面を傷から守るためのもの」ですから目的は果たしています。しかし、iPhone3GSの画面のあまりの触り心地の良さや指紋の付きにくさは、あえて液晶画面に傷が付く危険を冒してでも(iPhoneの画面は傷に強いと言われていますが)、保護シートなしで使っていきたいと思わせるほどその出来が良いのです。
- Bluetoothオーディオ、イイ!! ソニーのBluetoothレシーバDRC-BT15Pとペアリングして音楽や録音したラジオを聞いていますが、電波の飛び具合、途切れにくさ、ペアリングの記憶力(安いBluetoothセットだとペアリング作業のしなおしが良く発生します)、iPhone3GS本体の電池の持ちの良さなど、100点満点をあげてもいいです。電池の持ちに関しては、２時間ラジオを聞き続けて、iPhone3GS本体のバッテリが8～10%しか減少しませんでした。これは、iPhone3GS、DRC-BT15P共にBluetoothプロファイル2.1に対応しているからだと思われます。ただ、一つ気になるのが、DRC-BT15Pから音楽の停止や曲送りが出来たり出来なかったりすることです。時には両方できなかったり停止のみ機能したりと、その原因はわかりませんが、少なくとも音が途切れたりすることは皆無なので、様子を見ようと思います。
- カメラ、コンパス、音声通話、音声認識などはまだ、きちんと試せていません。カメラについては、平日は仕事の関係で封印しなければならないので気軽に使えないのですが、静止画、動画共に意外と良い写りをしているようです。
とにかく、ハードウェア的には非の打ち所がない完成度で、所有した後の満足度も相当高いです。パケット代もあっという間にプラン上限に張り付きますが、パケット代をケチって使うデバイスではないと感じます。「自分にとって如何に便利に使うか？」が高い満足度を維持する秘訣のような感じがします。
今回はハードウェア中心でしたが、次回は、仕事で使っているOutlook予定表との同期や、mobileme設定などのアプリケーションについて書きたいと思います。
SIGMA DP2
DP1ほどキリリとは写らないですが、発色はDP2の方が素直で好きです。