こんなニュースが飛び込んできました。
クリーンディーゼルエンジン搭載のAT車を来春投入
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2009/_STORY/090622-02-j.html
やっと、ですね。しかし、来年2010年の春とは…。まだ半年以上の時間を要するということは、技術的な課題が残っているのでしょうね。欧州で投入されている6ATとの組み合わせになるのか、もしやCVT?いやいや、プレスリリースに「CVT」と明言されていないところを見ると、CVTとの組み合わせはないのでしょうけど。2ペダルMTは、、ないか。
さて、私のエクストレイルディーゼル20GTですが、何の問題も無く走行距離を伸ばし続けています。特に手を加えたところもないし、トラブルも皆無です。今ここで何も書くことが無いというのも、ちょっとつまらないですね。
先日、新型フェアレディZ(Z34)に試乗する機会がありました。世界初の6MTシンクロレブコントロールを試してみたかったのですが、残念ながら試乗したのは7AT。ところがATとは言え、まさにスポーツカーでした。
Z34はこないだまで乗っていたRX-8とは別物のクルマ。RX-8がヒラリヒラリと軽やか、しなやかだとすれば、Z34はズッシリ、ガチガチと言った感じ。ロータリーのRX-8とはトルクが比べものにならず、低速域からのアクセル全開はリアの挙動に気を遣います。(実際はVDC、TCSが効くので問題ありませんが)ドライの路面ですらコーナ出口のアクセルオンでリアがズルリと来る感じが腰から伝わってきます。反面、RX-8はコーナ出口での多少ラフなアクセルオンでもリアがブレイクすることはありませんでした。私が試乗した19インチのZ34は、ガッチガチとまではいきませんが、それなりのダイレクト感で1レーンの車線変更ですら楽しくなる感じです。
何しろ感動したのは、7AT。AT独特のトルコンの滑りを感じるのは、ゼロスタートから20km/hぐらい、それより上の速度域ではまるでMTのようなダイレクト感。さらに驚いたのが、パドルシフトによるシフトダウン時、きちんとブリッピング(空ぶかし)をすること。トンネルの中で高い回転数からのシフトダウンをしてみたら、まさにレーシングカー。他人に迷惑かなーと思うほど派手にパーンと吹け上がります。気持ちいい!!今まで、MT車を馬鹿の一つ覚えのように乗り継いできましたが、これならATでも良いなぁと思いました。
しかし、現実は、2シータで約500万のクルマ。夢のまた夢です。
Z34 試乗