SIGMA DP1と、GR DIGITAL2を比較した2008-03-08のアクセスカウンターが突然、1000を超えました。TOPページは相変わらず100ちょい/日ですので、どこかに直リンクで紹介されたようです。某巨大掲示板かと思い探しましたが、DP1のスレッドは相変わらずすごい勢いで消費されているため、見つけられませんでした。
まぁ、これほどまでDP1は注目されているということですかね。多少欠点があったり、いろいろ工夫しないといけない道具というのは、使うときに脳が活性化されて非常に楽しいものです。人によっては、こっちは客だ、許せない!!と怒るでしょうけど、命に関わることでもないですし、買う前からおおかた予想できたことですし。それがイヤなら、CやNやPを買えばいいだけのこと。
SIGMA DP1の赤の色転び(色飽和)について、SIGMAにJPGファイルを送って質問してみました。もちろん「なんなんだ、これは!!」という姿勢ではなく「どうなんでしょうかね?」というニュアンスで、です。するとすぐにRAWファイルも送っていただけませんか?と返信が来ました。もしかしたら本格的に検証してくれるのかもしれません。お互い紳士として、やりとりの詳細までは紹介できませんが、何か進展があったら簡単に紹介します。
相変わらず、ネット上では強光源をDP1で撮ると、マゼンダのシミや点々が発生する件で大騒ぎです。実は、先日自宅周辺を撮った写真の中でも、RX-8や金属の扉に反射した太陽の点光源の周囲が、微妙にマゼンダがかる写真が数枚ありました。「あらら、」と思いましたが、その現象がわかっていれば次から気をつければいいだけのことです。DP1はEOS-1DMark3などのように一瞬を切り取るために待ちかまえてシャッターを押すカメラではないのですから。
ただし、太陽の光源が影響しそうな明るい野外において、DP1の液晶画面はそれらの現象を確認可能なレベルにありません。日陰に行って手で覆いながら液晶画面を凝視すれば確認出来るのかもしれませんが、たぶん無理でしょう。夜、自宅に帰ってPCの画面で見て「あー!!」という訳です。まさに銀塩カメラです。
世の中、完成度の高い製品にあふれています。買った後「なんじゃこりゃ」と思うこともほとんどなくなりました。久しぶりにDP1の様な製品に触れると、ノスタルジックな気持ちになります。
GR DIGITAL2 EV-0.3
SIGMA DP1の赤の色飽和