私は1996年のQV-10Aからデジタルカメラを使い続けています。もう11年です。年ごとにフォルダを分けて，その下の階層に，日付と何の写真かを簡単に書いたフォルダを作って(例えば，「070711_Spain」とか)，その下に画像ファイルを保存しています。この10年の写真のデータは命と同じくらい大事なものなので，ありとあらゆる手を使って守るようにしています。
- RAID5
24時間稼働Windowsサーバに，AdaptecのRAIDコントローラとHDD4台でRAID-5を構成して，写真データはそこに保存するようにしています。電源の頻繁なON/OFFは，機器の寿命に影響します。 - テープバックアップ
週に一度，もしくは旅行などに行った後で，大事な写真が増えた直後にテープバックアップを実施しています。テープは1巻200GB(圧縮400GB)のUltrium LTO-2で，ドライブとテープに投資した金額は今は考えたくありません。1分間に2GBという高速なバックアップが可能なので，すでに100GB程度の写真データのフルバックアップも2時間弱で完了します。 - 保管場所を分ける
いくら強固にバックアップしていても，家全体が火災になってしまっては意味がありません。さらに大震災や空襲?!なども考えられるので，バックアップテープもしくは使わなくなった小容量HDDに写真データを保存して，200kmほど離れた実家の耐火金庫に保存してもらっています。(年に一度の帰省時)
さらにやりたいのが，海外のサーバに写真データを保存するということです。最近人気のFlickrの有料会員になってみようかと考えていますが，できれば日本語対応してほしいなぁと。さらにYahoo Japanと連携してFlickr使用料を現プレミアム会員(ヤフオク会員)の会費の中に含めて欲しいなぁと。
ここまでやれば，地球が滅亡しない限り，どこかに写真データが残るというわけです。
Caplio GX100
スペインにて。どこをどう走ったらここまで?!