デジカメ

Caplio GX100ワイドコンバージョンレンズ 試し撮り

Caplio GX100のワイドコンバージョンレンズでいくつかテストしてみました。Caplio GX100のワイコンレンズはネジ式で取り外しがワンタッチではありません。そのため、撮影のたびにワイコンの取り外しはなかなか大変、できればワイコンレンズをつけたまま19〜50mmのCaplio GX100として使い続けられるのであれば便利です。そこで、ワイコンの有無が画質にどの程度影響あるのかを調べてみました。
もちろん、ワイコンには3,4枚レンズが使われているため、その分劣化するのは当たり前なのですが、劣化の度合いがどの程度かは気になるところです。
今回、ワイコン有り無しを同じ画角28mmで比較してみます。撮影は三脚を使い、すべて絞りF4.4程度、シャッタースピード1/400程度、ISO80です。JPGモードはFINE。フルサイズJPGは一切レタッチしておりません。
まず、ワイコン無しの28mm。
R0010118
ワイコン有りの28mm。若干画角に誤差があります。
R0010119
次に左上、電信柱付近を等倍で切り出してみました。上がワイコン無し、下が有りです。ワイコン有りの方は予想通り、色収差、解像が落ちています。また、ひずみも大きいです。
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左下。
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ガスメータ。なにより驚くのがワイコン無しの画質。ここまで解像するなんて、コンパクトデジカメとは思えません。
070428_03
こちらはおまけ。上がCaplio GX100がはき出したFINE JPG。下がRAWから設定変更無しでPhotoshopCS2で現像したものです。一部ではCaplio GX100がはき出すJPGはひどい、と言われていますが、いやいやFINE JPG、優秀ですよ。
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最後に19mmの画角。これ本当にコンパクトデジカメなんでしょうか?驚き。
R0010120
等倍で比較すると、どうしてもワイコンを装着すれば画質劣化するのは仕方ありません。ただ、それ以上に19mmの画角を得られるメリットの方が何倍も大きいと思います。それに劣化も最小限に抑えられていると思います。

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