2007-04-24に乗せたCaplio GX100のRAW記録時間の測定結果ですが,撮影条件が不明確でしたので,再度計り直してみました。SDカードはトランセンド150倍速(22.5MB/s)2GB「TS2GSD150」です。RAWモードが4:3(10Mpixel)と,3:2(9Mpixel),同時jpg記録モードがFINE,NORMAL,NORMAL640(N640)のそれぞれで,記録時間がどのように変わるのか調べてみました。予想では,ファイルサイズが一番小さくなるであろう,3:2+N640が一番早いと思っていたのですが…。
RAW | jpg | 秒 | 4:3 10M | FINE | 5.5 | 4:3 10M | NORMAL | 5.3 | 4:3 10M | N640 | 5.2 | 3:2 9M | FINE | 6.7 | 3:2 9M | NORMAL | 6.7 | 3:2 9M | N640 | 6.6 |
意外な結果です。まず,3:2はファイルサイズが小さいにもかかわらず,書き込み時間は4:3より1秒以上長くなります。おそらく4:3から3:2に画像を切り出す処理に時間が掛かっているものと推測します。
同時jpg記録サイズは,4:3ではjpgサイズが小さくなれば若干早くなりますが,効果はそれほどありません。また,3:2ではjpgサイズに記録時間はほとんど影響がありません。
RAW撮影時の同時jpgは,Caplio GX100本体でのプレビューに使うため,jpg画質を落とせばその分プレビュー画質も悪くなりますし,プレビューの際の拡大可能な最大倍率も低くなります。ファイルサイズや書き込み時間を考慮すると,ケチらず同時jpgはFINEにするのが吉のようです。