jigブラウザがD902iSの大画面に対応したというニュース。自分のFOMA端末(Prosolid2やP902i)は、ここ最近、ほとんどjigブラウザ専用端末になっているということもあり、私にとってとても気になるニュースです。私の端末はQVGAとはいえ、iアプリが使える表示エリアは上下部分が削られて240x240。それがD902iSでは240x320使えるというのですから。また「スピードセレクタ」と呼ばれる十字キーがグルグル回る?インタフェースも気になります。
善?は急げということで早速、会社帰りに近くの夜10時までやっているドコモショップに足を運んで実機を触ってみました。スピードセレクタは確かに使いやすい。jigブラウザはこのセレクタでスクロールが可能らしいので、自分のFOMAカードを差してダウンロードしてみようと近くのお姉さんに頼んでみたのですが「展示機ですので・・・」とやんわりお断り。
次にATOK搭載の漢字変換を試すべく、新規メール作成画面に。かな入力のまま変換してみると、確かにPの様な馬鹿変換はは少なそう。PCで、すでに12~3年来ATOKを使い続けてきている私ですから、これはかなりのポイントアップ。
私は普段、完全ポケベル入力(通称、ベル打ち)していますので、入力モードを切り替えようとするも、切り替えメニューが見あたらない。
「もしかして、ベル打ちが無い?」悪い予感が頭を横切りますが、次の瞬間頭を横に振ってそんなわけはない、と我に返ります。何しろ私がベル打ちを本格的に学んだのはD503i。この機種も確かATOK内蔵で、ベル打ちと組み合わせるとものすごい変換効率を誇っていた記憶があります。そんな三菱さんがベル打ちモードを排除するわけ無い!と信じて、近くのお姉さんに聞いてみると、、、
「ポケベル入力機能はございません」
落胆とはこのことです。昨今、携帯電話を始め、どんな電子機器も、ユーザーの声を取り入れ、どんどん使いやすくなっていくのが普通です。それなのに、どうしてこんな重要な機能を抹殺したのか、三菱さんよ!!
この機能が無いとわかった時点で、自分にとってその端末は予選落ち。まかり間違ったらそのまま機種変更もありうるな…と思いつつ足軽に向かったものの、帰りの足取りは相当重くなっていました。(結果的には無駄遣いせずにすんだのですがね)
しっかし、どうしてポケベル入力機能は淘汰されつつあるのでしょうか?auでは、対応機種が非常に少ないとは聞いていたのですが、最近はDocomoでも機能を削除するメーカーが増えてきたようで。この入力モードを使っていない人にとってはどうでもいいことなんでしょうけど・・・。それに私の周りでもこの入力モードを使っている人はいなかったり。それが現実。
ITmediaモバイル:ポケベル打ちは速かった~携帯早打ち
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0407/08/news091.html
【遠藤諭のケータイ出たとこレポート】ポケベル打ち伝説・後編――優れた入力方式は定着しない!?
http://k-tai.ascii24.com/k-tai/special/2004/03/14/648654-000.html
ポケベル入力愛好会
http://ikamtls.hp.infoseek.co.jp/
D902iS 実機調査