デジカメ

DMC-LX1発表

久々に気になるコンパクトデジカメが発売されました。Panasonicの「DMC-LX1」。最大の特徴は16:9サイズの写真が撮れるということです。しかも広角28mm!!
過去にも16:9で画像記録できるデジカメはいくつかあったようですが、従来の機種はCCDサイズが4:3なのを、上下カットして無理矢理16:9にした疑似ワイド。横が伸びるんじゃなくて、縦が短くなるのが従来の16:9モードでした。LX1はCCDが16:9だから無駄になる部分がない。しかも、広角28mmのワイドはなかなか壮大なイメージ。(私は普段EOS-1DMark2で22mm広角レンズを使用しているので、それと比べると劣りますが。)
早速近くの電気屋に実物を見に行ったのですが、確かに16:9ワイド、広角28mmはいい。店の中じゃその良さは発揮できず、大自然の中で撮影したくなる気分。
しかもコンパクトデジカメでは珍しく、RAW撮影モードがある!!欲しい!!!早速店員にできるだけサイズの大きいSDカードを借りて(32MB)RAW撮影を試してみると、一瞬フリーズしてしまったのかと勘違いしてしまうほど長いデータ記録時間。砂時計状態が約10秒続き、その間は撮影はおろか、画像の再生もできません。しかも32MBのカードで2枚しか撮影できない。画像サイズは10数MBあるのでしょうか。重すぎです。
EOS-1DMark2では4GBや5GBのマイクロドライブを使用しているので1枚の画像サイズや撮影可能枚数はあまり気にしていないのですが、SDカードともなると今売っているのは2GB、しかも高価。とても複数枚所有できません。SDカードは私にとってはまだまだハンドリングが悪すぎます。
ネットを調べると、RAW撮影での待ち時間は高速転送20MB/sカードを使うと最高3秒ぐらいには短縮できそうですが、RAW撮影というのはやはり一眼デジカメの特権なんでしょうかね。
とはいえ、普段持ち歩いているコンパクトデジカメ、300万画素のCanon「PowerShot A70」をそろそろグレードアップしたいなと思っている私にとっては今最高に物欲を高めているデジカメであることにはかわりありません。

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