クルマで数時間走って里帰り。両親も丁度長期滞在中の中国から一次帰国しているので、元気なうちに顔を見せておこうかなと。夕方からカメラ、三脚を担いで花火へ。地元の花火は、田舎ということもあって場所取りなども簡単だし、何しろすぐ近くで爆発するので大迫力。これを見ると、隅田川や横浜港の花火大会なんて見に行けないです。さて、花火撮影に欠かせないのはレリーズケーブルですが、地元のキタムラには在庫が無いと。仕方ないので、手押しでがんばることにしました。花火が爆発すると思われる正面の場所を確保。 実際花火が始まると、撮影どころじゃなく普通に楽しんじゃいました。100枚ほど撮影しましたが、花火自身の煙で綺麗に撮れないのと、レリーズケーブルが無いため手ぶれが心配。三脚も弱々しいし。 花火も終わって帰宅。カメラを見て愕然。油の様な液体がポツポツと無数に。レンズもプロテクトフィルタ付けておいて良かったー、と胸をなで下ろす程の汚れ具合。どうやら、花火が爆発する際に発生する何かの液体が、花火の間中、カメラに降り注いでいたようです。灰は常に降り注いでいましたから、レンズに落ちた灰は息で吹き飛ばすようにしてましたが、まさかこんな液体まで降り注ぐとは。もちろん、できあがりの写真も、この液体による乱反射のせいで半分以上が使い物になりませんでした。近すぎる花火が思わぬ障害になりました。まぁ、この手の撮影は最初は失敗する物と割り切っていますので、次回から気を付けるだけです。次回と言っても来年ですが…。