デジカメ

SP AF28-75mmF/2.8

一眼レフの良いところといえば、何を置いてもレンズを交換することで、いろんな画角の写真が撮れる。ということだと思います。ただ、私はレンズセットを購入したと言うこともあり、しばらくはこのセットレンズだけで行くだろうと思っていました。もちろん、せっかくだからいろんなレンズを試してみたいという気持ちもありましたが、一眼レフが初めての私にとっては、たかがレンズに何万ものお金を払うという慣習がなかったということもあると思います。 セットレンズに不満は無いのか、ということになると、不満はあります。やはり暗いということ。蛍光灯のみの室内では、とても手持ち、フラッシュ無しで撮影はできません。今まで使っていたコンパクトデジカメは、F2.0というとんでもない明るさを持ってますから、フラッシュ無しでもシャッタースピード1/30程度まで行けます。F2.0の明るさを一眼で求めると、5万以上のレンズが必要になりますから。室内や暗い場所でも撮れるレンズが欲しいなぁとうすうす感じていました。
別の件でヨドバシカメラに行く用事があり、その帰りにカメラ売り場に立ち寄ってみました。相変わらず、Kissデジタルの売り場には入れ替わり立ち替わり客が来ては触っており、人気の高さを伺わせています。ただ、レジの奥をのぞき込むと、Kissデジタルの在庫が山積みなのが気になりますが…。ま、それはいいとして。 で、レンズコーナーに行くと、ホントいろんなレンズがあるんですね。キヤノン以外にもタムロンだったり、シグマだったりとサードパーティーが有ることもその時しりました。出来るだけ明るいレンズで、しかも安いヤツは無いかなと思い探してみると、タムロンのSP AF28-75mmF/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACROというレンズが目に付きました。28mm~75mm通してF2.8の明るさは、キヤノンの純正レンズだと、EF24-70F2.8Lというレンズがありますが、これは20万ほどします。なんだ、このコストパフォーマンスの高さは!と思いつつ、とりあえずいったんクルマに戻りこのレンズの評価を調べてみました。すると、思った以上に高評価です。ヘタすると、キヤノンのLレンズと区別が付かないと言う情報まであります。また、このレンズはDiシリーズといって、デジタル一眼レフ用にチューニングされているらしく、まだ発売されたばかりのKissデジタルで正式に動作確認されてはいないものの、多数の動作OK情報もありました。 うーん、なかなかよさげじゃん。ってことで、とりあえず売り場に戻り、店員さんにSP AF28-75mmをKissデジタルに付けてみたいと依頼しました。さすがにKissデジタルに付けるとレンズの重さが際だちますが、とくに問題なく動作するし、なにしろ明るい。F2.8まで開けられるというのは、これほどまでシャッターを早くできるのかとその時初めて実感し、この時購入をきめました。39800円の15%還元だったと思います。ケンコーのMCプロテクターも一緒に購入しました。
SP2875_01
花形フードが良い感じ。全体的にもまぁまぁ、シッカリした作りだと思います。
Tam28_75_01
レンズを取り付けた状態です。なーんか、アンバランスのような。重厚感はセットレンズとは比べものにならないくらい良くなりましたが…。

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