クルマ

マーチの足回り

納車後、約1300kmほど走りました。(2003/4/13現在)、町中、山道、凹凸路などを走りまして、だんだんK12マーチの足周りの性格と改善点が見えてきました。足周りのレベルアップについてまとめてみたいと思います。ただ、私はド素人ですし、走らせても速くないですから、なんの参考にもならないかもしれません。が、少なくとも現状のノーマルK12マーチより性能が低下しないよう、気をつけて手を加えていこうと思っています。
まず、今一番痛感しているのはタイヤの能力不足です。ちょっと気持ちよくコーナーを走るとすぐに鳴り、ズルズルと滑り出します。今まで最低でも195-55扁平のスポーツタイヤ(ハイグリップではない)のクルマしか乗ったことがないので、165-70扁平のコンフォートタイヤは、快適と言えば快適なのかもしれませんが、それはのーんびりゆーくりドライブするときには当てはまるのであって、ちょっとした山道を気持ちよく走るというのにはほど遠い性能でした。 とにかく、まずはタイヤだけ換えてどのくらい変化があるのか、走ってみたいです。現在、発注してあるNISMOのホイール「mm-8」に組み合わせのタイヤ「YOKOHAMA DNA GP」は、ハイグリップタイヤではありませんが、それでも今のGOODYEAR「GT3」よりはマシだと確信しています。以前、RX-7では、DNA GPの前身であるM7Rというタイヤを履いていました。このタイヤはハイグリップと呼ばれるタイヤに比べたら性能は低いのかもしれませんが、私にとってはミニサーキットぐらいまで楽しく走れて、それでいて普段待ち乗りしていてもほとんど減らない、というまぁまぁの印象を持っています。また、サイズは185-55-15なので、この数字だけを見ても十分キャパシティは上です。タイヤ、ホイールが届いたらすぐに履き替えてみようと思います。タイヤ、ホイールが決まったら次にサス、ショックなどのサスキットの交換も考えたくなりますが、まず私の大前提、絶対やりたくないのは、ホイール、タイヤと同時にサスキットを組んでしまうことです。同時にたくさんの要素(パーツ)を変更してしまうと、それぞれの要素が走りにどのように関係しているのかが、全くわからなくなってしまいます。もしかしたら、タイヤ、ホイールだけ交換すれば、私にとっては十分気持ちよく走ることができて、サーキットもこのまま走ってみようと思わせるかもしれません。(さすがにそれは考えにくいですが…)
では、ワインディング走行していて感じているK12マーチの足周りについて書いてみようと思います。ここでいう「足周り」とは、サス、ショックだけではなく、クルマ全体としてみた足周りで、それにはタイヤ、ホイール、サス、ショック、ストラットリンク形状(方式)、ブレーキ、車体(シャシー)など、もう数え切れないくらいの要素がカラミあって成り立っていると思われます。(すみません、素人なんで想像です)今挙げた要素のうち、私に交換できる部分といえば限られていますから、必然的にできうる改造というのも限られてきます。また、本来は今一番不満に思っているタイヤを交換して、不安定要素を一つでも消し去ってから評価すべきなんでしょうけど、ま、私のホームページですし、書いても損はないってことで、とにかく現状ドノーマルK12マーチについて記録を残そうと思います。とは言っても、どこがどのように悪いと具体的に言えませんが…。 まず、言うまでもありませんが、ロールが大きい、大きすぎるということです。ロールが大きいことで、コーナーリング中の安定姿勢(ロールが止まるぐらいの状態)に移行するまでの時間が長くなり、コーナーリングスピードが落ちてしまいます。また、次の姿勢に移行するまでの時間も長くなり、メリハリがなくなります。単に堅くすれば良いのか?というのは違うと思いますが、それでももうちょっとロールを少なくすると良いかと思います。 今書いたことにもつながるのかもしれませんが、コーナーが続くようなところで、コーナーを抜けて次のコーナーへの入り口付近でフラフラ、ユラユラとして曲がらない感覚があります。 あと、リアが出やすい?のかな?それほどガリガリ攻めていないのでフロントが逃げていくようなことはまだあまり無いのですが、そんな時にもリアが流れ出すような感覚があります。。しかも、リアに加重がかかりやすい登りでもです。もしかしてリアのサスペンション形状(トーションバー方式)が影響しているのでしょうか? もっと他にもいろいろありそうなんですが、いまいち表現の方法がわかりません。上にも書いたように、タイヤを換えれば改善される部分もあるかもしれませんし、逆に新たに顔を出す気持ち悪い現象があるかもしれません。
ホイール、タイヤは現在、NISMOに発注していると書きましたが、実はサスキットもNISMOに注文しています。S-Tuneという奴で純正形状のショックとサスのセットです。(アッパーマウントは純正を使用)本当は車高調にしようと思い探していたのですが、減衰力調整ができるモノが無かったのと、まだ各社製品が出そろっていないため、私の中での本命が無いという理由から、一番無難なNISMOにしてみました。NISMOのサスキットはダウン量が前後で-20mmと、他社のダウンサスよりもダウン量が少ないのですが、K12マーチはあまり下げすぎるとすぐ最低地上高を確保できなくなりますので、20~30mmが妥当な線です。ユーザーの方で、車高調で下げて走っていたら出っ張りにタンク下回りをヒットさせて大破損させてしまった人もいらっしゃいました。車両保険を使って修理したそうですから、相当修理代もかさんだのでしょう。車高を下げすぎたせいで下回りを気にしながら走るというのは、想像以上に神経をすり減らすモノで、立体駐車場に入れなかったり、ファミレスの段差を越えられなかったりと、日常生活にも支障をきたしますので避けた方が良いと思います。

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