しばらく更新が途絶えてしまいました。すみません!仕事が忙しかったから…、という良い訳はあまり好きではないのですが、ホントに忙しかったんですぅ~。(ーー;)さて、10月16日の日光サーキット走行会について書き始めたいと思います。
まず、私の日光サーキットの走行経験ですが、今回FDでは初めてでしたが前の車EG-6シビックでは2年以上前に2回ほど走っています。その時の最高タイムは確か49秒代中盤だったと思います。足周りのみのライトチューン、タイヤはハイグリップラジアルタイヤ(DUNLOP RSV98spec)でした。
FDでは初めてのサーキット走行ということで、EG-6とはFFとFRの違いもあるし、絶対的なエンジンパワーも違うし、以前のEG-6での生半可な経験はすべてリセットして望むことにしました。今回は1周1周のタイムアップに必死になるのではなく、まずはこいつ(FD)の感触をつかみ、それからライン取り、ブレーキ、アクセルワークなどを一つ一つ落ち着いて考えながら乗ろうと考えました。でも、やっぱりタイムは気になりますよね。とりあえず、上記の考えをふまえた上でEG-6を上回る48秒代が出せたらいいな、とは思っていました。
自宅から日光サーキットまでは、片道130kmほどあります。当日の受付は6:30~ということで、朝2時に起きてサーキットに向かいました。朝5時にはサーキットに到着しましたが、すでに受付前には走行会参加者の車が 長蛇の列になってしました。みんな屋根付きの好位置ピットを取るために前夜に来て並んで待っているのですね。受付をすませてサーキット内に入りましたが、ほとんど最後の方の入場でしたので、隅っこの一角にしか車を止められませんでした。
早速準備開始ですが、私は特別な作業はありません。車内の荷物を降ろして、ライトのテーピングをするくらいです。そのほかの参加者は、みんなジャッキアップしてタイヤを交換しています。参加車両の8割はSタイヤorハイグリップラジアルに交換しているようでした。
10分ほどドライバーズミーティングの後、3周の完熟走行で2年ぶりの日光サーキットコースインとなりました。完熟走行をすると、2年前の記憶が次々と思い出されてきて速くアクセルONしたい感情を抑えるのに必死でした。FDも速くアクセルを踏んでくれ~と言っているようでした。
完熟走行を終え一度コースアウトしてから、間髪を入れずにコースイン!とにかくワクワクしてその辺の事をあんまり覚えていません。インフィールド付近まではインベタでゆっくり走ってから、裏ストレートで全開!!はっきり言ってEG-6の時の記憶とは回りの景色の流れ方が違いました。ライトチューンとは言え、さすがFD。この時点で、私の頭はプチーンと切れていたと思います。
2,3周、わけも分からず走りながら、訳も分からず51秒台。こりゃ余裕で行けるじゃん!なんて、何も考えずに走っていると、タイトな6コーナーで入り口でドアンダー、その直後、アクセルONでお尻がでてスピン!!
ここでハッと目が覚めました。一度コースアウトして、頭をクールダウンして、まずはライン取りを見直し、それからブレーキングを見直そうと考えました。また、後ろを気にしながらの走行が全くできていなかったことも反省。
ライン取りについては、よく分からないのがメインスタンド後の1,2コーナ、その次の3,4コーナを如何にコジることなく曲がるか。さっきスピンした6コーナは、無理せずしっかりブレーキング。8、9コーナは飛び出しそうになるがなんとかなる。突っ込みの10コーナも、しっかりブレーキング。ここでは無理はやめる。最後の11コーナは奥目にクリップを取らないと12コーナ立ち上がりでお尻が出る。
何十周も周回しながら、コーナー毎に煮詰めていく。それでも苦手なのが1,2コーナ。裏ストレート手前の8コーナは必要以上にスピードを落とさないとヤバそう。ストレートエンドの10コーナ突っ込みも他のSタイヤ車のようにつっこむと確実に曲がり切れない。そう、おいらは普通のラジアルなんだ!と自分に言い聞かせながらギリギリの所で積めていく。徐々にタイヤがズルズルになっていくのがわかり、特に後ろの踏ん張りが全然なくて、コーナーリング中でもスグにツルンと、アスファルトの上を走っているのか?という感覚さえ りました。それでも確実にテンポがつかめてきました。そんな中、48.0秒のモニターが見えて、おお!!と思いました。次の周も前も後ろもクリアだったので、多少突っ込み気味で、10コーナーも意外な速度でつっこんでもヤバ目ながら曲がりました。その周回は47.7秒。結局これが本日の最高タイム。
1コーナ手前のラップタイムモニター。この表示に一喜一憂するおいら(^^;)この先の1,2コーナのアプローチがヘタクソ。
次の周。4~6コーナでもう少し詰めれそうなことは分かっていたので、突っ込み気味に。なんと、ドリフト経験なんて全くないのにカウンターステアを当てながらツツツーとイメージ通りに曲がっていきました。自分でも驚いて、その時点でまたプツンと切れました(^^;)いきなり46秒台かぁ??グフフゥ~と裏ストレートを走り、10コーナー。一気にリアからブレークして修正舵も間に合わず、リアから砂利のダートに突っ込みました・・・何とか自分で脱出して、コースアウト。
細かな砂利だったので車の下回りは大丈夫かと思いましたが、ホイールがキズだらけに。(TT)その時点で自分がプチンと切れていたことを確認。またまた反省。多少休んでから、またコースイン。49秒台はキープできますが、それより、このヒートは回りが速い車が多く、ほとんど道を譲りながら走っていました。で、お昼。
朝、買っておいたサンドイッチを食べると、助手席で眠ってしまいました。起きると2時30分!ビックリ!!目を覚ましてコースインするも、体が怠くて気合いが入りません。高速コーナで頭がクラクラヘロヘロ。とっても走れる状況では無いので、コースアウト。前日、睡眠不足に加え、普段からの運動不足ですなぁ(^^;)
何度かコースインするも、タイヤが全くグリップしません。しかもストレートでもゴゴゴと音がするし全く安定しません。戻って見てみると、タイヤにビッシリとタイヤかすが。自分のタイヤの溶けたのが落ちきらずに、変な風にこびりついています。ちょっとビックリ。もう、このタイヤ、死亡でしょうか・・・?
まだマシなころ(午前中)のタイヤ、午後の走行で溶けてデロデロ状の物がトレッドパターンに流れ込み表面がボコボコに。(^^;)手で取ろうと思ったけど無理
今回、恐ろしいと感じことが一度ありました。裏ストレートで全開中、たぶん100km/hくらいで前を走行していた車がいきなりハザードを出して減速。ヤベっと思った瞬間、大スピン!!たぶん、アクセルオフと微妙なハンドル操作が重なって起きたと思いますが、何とかコース上で止まったので良かったです。後から考えたら、コースアウトして大破してもおかしく無かったと思います。また、後続車に追突されていたかもしれません。
今回の走行会、気になっていた水温ですが、最高でも90度。基本的には曇りで涼しかったので、全開連続走行でも問題なかったです。それ以前にタイム遅いですしね。
そんなこんなで、走行会終了。帰りの道中もタイヤがゴロゴロして走りづらいのなんの。交差点出口でもアクセルONでツツツー。(TT)時々、タイヤかすがひも状になって、ボディーをバンバン叩いたりして。最初はタイヤがバーストしかたと思いましたよ。
今回の走行会、反省してみると・・・
また、今回FDで走ってみて分かったこと。
話が前後しますが、朝のミーティングの時、衝撃の事実が伝えられました。
なんと、日光サーキットの音量規制が厳しくなって、走行中、規定音量(115dB?)を超えている車に対して、サーキット側が黒旗を出して走行禁止するような事をしているということなのです。サーキットなのに、なんでそんな規制をするの?!と思ってしまいがちですが、私は以外と冷静にその忠告を受け入れることができました。
朝方、サーキットの入り口で並んでいる車の中には、とんでもない爆音車がいて、しかも、パドック移動中も、無意味にバリバリ言わせて走っていたりして、非常に不信感を抱いていたからです。そりゃ、サーキット内は公道じゃありませんから、そんな規制は必要ないかもしれませんが、じゃ、そんな爆音君はトラックに車積んできたのでしょうか?自走してきているわけです。こんな車が近所を走っていたら、はっきりいって暴走族です。パドックでも無意味に暴走しているんですから、公道で押さえ気味に気を使って走るなんて事してないでしょ、きっと。今回の日光サーキットの規制はこのような目的では無いとは思いますが、結果的にサーキットも公道も必要以上の爆音が無くなるのなら賛成の立場で行こうと思います。
ただ、サーキットに行って、いきなり「あなた走行禁止ね」と言われたら気分は悪いですよね。あらかじめ、インナーサイレンサーが用意できるようにして欲しかったと思います。でも、普段から爆音マフラーつけていなければいいんですから、自業自得ですかね。
なんか、えらそうに書いてしまいましたが、実は私の車もお世辞にも静かな車とは言い難いのも事実です。フロントパイプ、メタリット、ブリッツニュルスペックという組み合わせですが、駐車場の出入りや民家が多い場所などは気を使ってしまいます。そこで、10/22日曜日、マフラーを以前付けていたブリッツリアライズ(車検対応)に交換しました。
エンジンをかけてみると、今までどれだけ音が大きかったかよく分かりました。暖気も回りを気にせずできるレベルです。車から10mほど離れると排気音は聞こえなくなります。リアライズ自体がノーマル+α程度の静かめなマフラーですから、普通の車検対応マフラーより静かだと思います。位置づけとしては、マツダスピードや ナイトスポーツのマフラーという感じでしょうか。
走り出してみても、あまりの静かさにちょっと物足りなさも感じたりしますが、これでいいんだ、と自分に言い聞かせます。窓を開けながら音楽も聞こえますし。(笑)
性能的には、それほど落ち込みは感じません。消音効果アップ=性能ダウンでは無いのですね。それよりも、ブーストのホールド値が以前より0.05くらい高めになっています。その辺の理由はわかりませんが、もしかして、このマフラーの方が高性能??リアライズマフラーは、現在カタログから消えていますが、当時は高性能マフラーとして定価98000円という今となっては高めの値段が付いていたマフラーだったりします。