RJの個人売買掲示板でマツダスピードのリアウイングType-2をゲットすることができました!
4型純正の赤のリアウイングと交換という条件で4万円。相場より結構安めだったので、物の程度は目をつむる覚悟でしたが・・・。写真ではイマイチわかりませんが、とっても綺麗でした。よかったぁ~
追伸:あとから分かったことですが、取り付けボルトが1つナメているのと、1カ所接合部が割れてました…。 ま、取り付けた結果、特に問題がないので、売っていただいた方を責めることはしません。でも、一言言って欲しかったなぁというのが正直な所です。
早速取り付け。普通、ここでドコのショップに持っていって付けてもらうかを悩むところですが、そんなことに悩んでいる間に自分でつけちまいます。私は。(爆)
取り付けボルトは全部で4つ。リアハッチに4つの穴を開けなくてはなりません。(注:この4つの穴は初期型FD純正ウイングの取り付け穴だそうです。)私のリアハッチには今回開ける穴を含めると計10個の穴が開くことになります…(T_T)
一番重要な穴開け位置の決定方法ですが、私は以下の方法で行いました。
厚手の透明テーブルクロスで、ウイングの型を取ります。穴位置のマーキングはできるだけ正確に・・・と言葉で言うのは簡単ですが、相当難しかったです。テーブルクロス自体が伸び縮みしますし、ウイングの底面は微妙なカーブを描いているのでテーブルクロスをピッタリ密着させるのはほぼ不可能です。ここであきらめずに、なんとか自分の持てる能力を振り絞って、「ほぼ」正確に位置をマーキングしました。下の写真では見えづらいですが、ウイング底面にテーブルクロスを張り付けた状態です。
作成した型取りテーブルクロスをFDのリアハッチにあてがって、位置決めをします。左右のバランスを見ながら、ここぞ!という位置を決めます。ウイング自体がFD専用にきっちり作られているので、ここぞ!という位置は一カ所しかありません。ラジオアンテナが干渉することもありません。
位置決めをしたら、穴位置をリアハッチに写します。ある程度左右のバランスが出ているので、リアハッチの隅から対照的な穴位置になりました。当然、テーブルクロス誤差が生じているので、実際にウイング底面の穴位置をメジャーなどで測って、さらに正確に位置を特定していきます・・・と言葉で書くのは簡単ですが、ハッチの微妙なRの影響で左右の穴の距離を正確に計ることなどできません。ここでも、自分の持てる能力を信じて、自分が納得するまで穴位置を割り出します。写真ではわかりづらいですが、極細サインペンで+印を何度も入れ直しています。
あとは、ただ意を決して穴を開けるのみ。センターポンチは打ってくださいね。手回しハンドドリルで穴開けを試みたのですが、穴開け位置がハッチを補強してある2枚プレス部分だったため、全く歯が立たません。そこで、100V駆動の電動ドリルで開けました。当然、最初は小さい穴から、徐々に大きな穴に広げていきます。穴開けだけで1時間ぐらいはかかったと思います。(注)穴開け途中に夕立にあいまして、写真は撮れませんでした。
いよいよウイングを取り付けます。ハッチ手前のボルト2個は穴位置ピッタリ!感動してしまいました。しかし、奥の2個は間隔が狭すぎてNG。全体で1cmぐらい間隔が短いので、それぞれ5mm程度穴を延ばさなくてはいけません。最初はドリルでゴリゴリしていましたが、穴拡張スピード1mm/h(推定、笑)というゴールラインが全く見えない作業に嫌気がさしエーイ!とリーマーで穴を大きくする強硬手段に出ました(爆)健闘(?)の結果、無事ウイングは取り付きました。
取り付けた後分かったことですが、このウイングはボルト以外に底面を両面テープでも固定しなくてはいけないようです。そりゃ、これだけの大きさでボルト4つではバランスが悪すぎます。事実、手で揺らすと微妙にグラグラして頼りないです。取れてしまうことは無いようなので、今のところはそのままにしています。
しっかし、このウイング、重すぎ。写真右の様に一番上までハッチを開けないと、自重でハッチが下がってきてしまいます。また、写真の位置まで持ち上げるのも結構ズッシリ来ます。ま、見た目重視(笑)ですから関係ないですけどね。
取り付け後の写真でもわかるように、辺りはすっかり夜になってました。準備を含む作業時間4時間。予想以上に時間がかかり、疲れた作業でした。これならショップに頼んで工賃2万円くらい払ってやってもらった方が良かったかな・・・と思うのですが、それなのになぜかDIYはやめられません。すでに工賃云々の為のDIYでは無くなっているようです。
マツダスピードリアウイングType-2取り付け